ぬる鑑

                     ぢゃ、ぬる鑑で。

リスク回避

2010-06-03 05:47:54 | 不動産鑑定
本日の天気は

ギリシアはIMF等々から資金援助を受けて、はて、一体なんに使ってんのかなぁ?と素朴な疑問。

本来、政治的リスクの低い国がオフショアシステムを採用するところ、今回の騒動で牙城が崩れた感も否めないものの、結果的に多額の税金を吸い上げる環境や立場にないこの国において、果たして投入した大金はどこに流れてしまうんだろうか?

直感的にしかわかんないけど、フツーに考えるのなら、他の欧米諸国が有するギリシア国債のためになるんじゃねぇのかと。

うがった見方かもしんないけど、単に利用されただけとも取れる。

いや、勿論、ドイツやイングランドがわざわざこの時期にそんな思惑で主権を握ろうとするとは思えないけれど、ただ、現実的に素通りしたカネの流れの行きつく先はそんなとこじゃないんだろうか。

現在の自由資本主義は、必然的にバブルの発生と崩壊を繰り返す事象を導き出す原因自体を作り出しておりますが、それが当たり前とあきらめてしまえば、どうやったって先に仕掛けた方が得をします。

ましてや「G7がユーロ介入」なーんてウワサが出る前になんのアクションも起こせないECBってな具合に、まとまりがとにかくないユーロ圏です。

おそらく水面下では「どんなことがあっても自国だけは切り抜ける」と思っている国ばかりでしょう(当たり前か)。

この調子でくるのであれば、資産運用につき、少なくとも夏前までは全体的にリスク回避のポジションが顕著になってくんだろうなぁ、なーんて漠然と感じます。

うん。海の向うの話とはいえ、国内不動産の推移も、なんとなーく連動しそうなね、気が致します。

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