気をつけよっと

本日の天気はと

こーやって時々街をプラプラ歩いておりますと、けっこーな割合で川や水路に出くわします。

晴れてる日の昼間なんかは、特に、水面に陽がキラキラと光り、ついついボーっとたたずんでしまいます。

穏やかな水の流れってのはね。いいモンです。

でもって、たまーにね、巷で言うところのスーパー堤防ってヤツも極々稀に御見かけすることございます。

いわゆる高規格堤防ってヤツで、水が堤防高を越えても、裏法面勾配を緩く作っているため、堤内に流れ落ちる水のスピードが遅くなり、実質的な被害が小さくなるってな類の堤防です。

今、江戸川区の北小岩で、このスーパー堤防を絡めた区画整理事業を巡り、裁判沙汰になってるってな話を先日伺いまして。

というのも、堤防事業自体は国交省の管轄内の仕事になるんですけど、例の事業仕分けにて廃止判定されたらしいんですが、元々、この堤防事業との共同実施を前提に区の区画整理事業が計画決定されていることから、元来賛成派と反対派に別れていたところ、余計に事態が混乱し、挙句の果てに裁判沙汰になってしまったと。

防災や防犯、それに街としての快適性や市場性を考えれば、確かに区画整理もスーパー堤防も素晴らしいと思います。

でも、スーパー堤防ってヤツをガチで作ろうとすっと、エライ期間と費用を要するワケでして、何百年も氾濫してない江戸川について、果たしてホンマに意味あんのか？って疑問をもたれるのも、それはそれで自然かとも存じます。

結局、この問題も、感情的なアンバランスさと行政の硬直性が最悪に絡み合った結果なんだろうなと感じます。

一言で人望とか言ってしまうと元も子もないですけど、やっぱそれなりの気持ちと経験を持った方々にて早期の段階より対応しなければ、こんなことに発展しちゃうんでしょーね。

いや、ホント、自分も気をつけよっと。

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