ぬる鑑

                     ぢゃ、ぬる鑑で。

仕事とオカネの回し方

2016-11-13 05:58:05 | 不動産鑑定
本日の天気は

ひょえー!こんな生き物いるのね。知らなんだ



ムカデメリベっつって、ウミウシの一種らしいですが、何とも不思議な生物に見えますなぁ。

不思議と言えば、先般、弊社の事業収支計算上、過去案件を遡ってイロイロと資料を眺めていましたところ、独立して以降の16年間で携わった下請け案件が、ミラクルパワーのお陰か、物件ごとの件数にして15件未満に留まっております(勿論、下請けに出した案件はゼロで、オーバーフローはお客様と直でやってもらっております)。

よくこれ、凌いだなと。

いや、別にその、人嫌いとか、そんなんじゃないんですよ。ええ。変態さんな部分はあるかもしれませんけど、寧ろ好きなくらいでしてね。うん。

このまま凌ぎ続けることは、まず100%無理でしょうから、あらゆる手段を考えまくりますけれども、ちょっと逆に思ったのは、これ、本当はもっともっと他の方々と連携してかなきゃダメなんじゃないのかと、そんなふーに感じたんですね。

よく考えてみると、何故に大手企業が決まった下請け企業に仕事を出すのかって言ったら、自前でやったら人件費がバカにならんっちゅー話、それと、毎回入札で決めてたら、成果品の品質やら納期やらにトラブルを孕むリスクが増すっちゅー二つの大きな負の要因が絡むのに加え、「間違いなかろう」「やってくれるに違いない」という安心感をその下請けさんが与えてくれるっつー長所がそうさせるのよね。

ですんで、自前過ぎっていうのも、なんだかなーってね。

鑑定稼業のみの経営ってなかなか大変ってのもございますけれども、それよりも何よりも、自分なんぞよりも確実に出来るやろーって方に、それ相応の報酬の下でお任せした方がいい案件ってのも多いよーな気がするんです。

また、それとは別に、公的機関なんぞの入札制度ってのも、アレはやっぱ、結論としては非合理性に欠けると言わざるを得ないなと。

だったら、最初から予算決めて「この仕事はたったの税込み10万円でやれる方に限る!」って出した方が遥かに効率よいモノが出来るよーな気が致します(しかも、そこからの下請けとか、ホンマ、バカみたいな話があるんだから)。

民間で入札が採用されるのは、それなりの経済合理性に適った理由があるからなんですね。

本来あるべき仕事の回し方、オカネの回し方ってのを、自分もまだまだ全然出来ておりませんので、勉強していかないとなーと思う日曜日でございます。


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