話題は再び山梨に戻って・・・ 前回の「厳選・源泉温泉」で紹介した「増富ラジウム温泉」に向かう途中、車を走らせていると「みずがき湖」(塩川ダム)に差しかかります。
大自然に囲まれたダムは湖面も穏やかで、静けさの中に水を蓄えていました。
今回紹介する温泉は、この「みずかき湖」の湖畔にある
増富温泉に向かう手前のトンネルを左折してダム湖沿いに進むと屋根の付いた展望駐車場が見てきます。
そこに車を停めて階段で湖畔に降りて行くと・・・
んんっ なにやら看板らしいものが・・・ さらに進むと。
おや? これは・・・???
はい、到着しました。
ここが、温泉好きの中で有名?な 「ヨシャーの湯」です。
湖畔にあるバスタブのような この木の湯船がそうです。
もうほとんど 野天湯 ですね。
周囲には誰も居ないので、躊躇せずにこの大自然の中の温泉?を一人占め・・・
写真じゃ解らないでしょうが、水温はわずか20度前後と、ほとんど水に近い状態なので 夏じゃないと結構辛いかも・・・
泉質:含炭酸食塩泉・冷鉱泉 色は無色透明で、飲むと塩味と炭酸の味がして景色同様 爽やかな感じがします。
塩味がすると思ったら、昔はこの「ヨシャーの湯」であの武田信玄が塩を作っていたそうです。
ちなみに「ヨシャー」と言う言葉は、このあたり一帯にヨシやアシの葉がたくさん生い茂っていたことから ヨシアシ → ヨシャー と名付けられた説と、よっ塩ー が文字って ヨシャー となった説があるようです。(どっちにしても ちょっと強引ですがね)
増富温泉に行く機会があれば、この「ヨシャーの湯」に浸かってダムに向かって叫ぶのもいいもんです。
えっ、何をって・・・ 決まっているじゃないですか。
「ヨッシャー」 あの冷たさですから 浸かったら思わず出ますって・・・(キモト)