オチャサイズのブログ

お茶の効能を運動に取り入れたエクササイズです。

EXPO’70 パビリオン

2015年03月05日 | TARO

「太陽の塔」を拝んだ後は(寒さしのぎに)、隣にある EXPO’70 パビリオン に向かいました。
※ 画像はHPより拝借。

ここ EXPO'70パビリオン は、万国博覧の鉄鋼館の跡地を利用した記念館です。
何度か側まで来ているんですが、中に入るのは実は初めてなのでワクワクしています。


万博のテーマは「人類の進歩と調和」だったかな?
当時のポスターが色違いで飾ってありました。

 
 「施設の鍵」 1970年3月11日、完工引き渡し式典で渡された万国博施設の鍵です。(模擬的な鍵でしょうけど)
この奇抜なデザインを見て、すぐに「岡本太郎」だとわかりますね。


「太陽の塔」周辺のメインゾーンの巨大ジオラマが設置してあります。
建築の巨匠 丹下健三氏が設計した お祭り広場の大屋根をぶち抜いた話しはあまりにも有名です。


万博は世界のお祭りなのに、先進国だけが高い技術力を持って、あたかも進歩したかのように見せる・・・ そんなところ(テーマ)が気に入らなかったようです。
だからと言って、原始のエネルギーに満ちた「塔」で近代的な建物の屋根ぶち抜くなんて・・・ うむっ、さすがですね。


以前にも紹介したように、内部には単細胞生物から人間に至るまでの進化を1本の樹木に見立てた 「生命の樹」があり、当時は中に入って腕(?)から外に抜けられたそうです。
その内部は近々公開! って話しもあるので、今から楽しみです。


館内は開催当時のレトロな雰囲気がして、昭和にタイムスリップしたかのような気持ちになります。
万博公園を訪れた際は、EXPO'70パビリオンにも立ち寄ってみてください。

車もそうですが、70年代の工業デザインは本当に素晴らしいものがある。
今、モノは 進歩 しているかもしれませんが、人は 進化 はしていないなぁ・・・ TAROの作品を見ると、いつもそう思ってしまう。 

いわゆる進歩と調和っていうのは、逆だと思うんだよ。
「ぶつかり合うこと」が調和なんであって、
正反対のものがバーンとぶつかり合うことによって両方が開くんだ。 【岡本太郎の名言】より

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