昨日、大好きだった友だちのお通夜に参列してきました。知らせを受けてから、昨日の会場への電車の中まで、なんだか現実なのか、何が起こっているのか、呆然とぼんやりと時間を過ごしていました。
そして、帰りの電車の中で、「こんな気持ちで帰り道を過ごすとは思わなかったな。」と自分でも不思議に思うくらい、あたたかな気持ちになっていました。
勿論、友だちとのお別れは悲しい時間でした。棺の中の彼女は優しい表情だったけれど、とても痩せてしまってその闘病の厳しさを想像させたし、しっかりと大人に挨拶をするお子さんたちの姿は直視することができませんでした。でも、そんな時間のあと、同じ屋根の下で暮らした寮生活の仲間たちと再会しました。「こんなことで顔を合わせることになるなんてね。」と泣きながらも、みんな共通して感じていたのは、「京ちゃんが会わせてくれたんだなぁ。」ということ。彼女はそういう人だったから。きっと、会場の外でお喋りをする私たちのところにきて、「そうそう。泣かないで、喋って笑ってて。」と言ってくれていただろうなって。
『いつでも会える。だって私たちは姉妹みたいに暮らしていたんだもん。』と思っていたし、実際昨日はあっという間に20年(!)という時間が戻ったけど、でも、これからは『会う努力』をしなくちゃってココロから思いました。たった1年しか付き合っていない(みんなは2年間。私は途中で1年、短大を休んじゃったので)メンバーと、こんなに近しく感じるのって、奇跡に近い巡りあわせ。神父さまが昨夜仰っていたけど、誰かを大切にすることが、日々を大切に生きることなんだって、素直に思えた夜でした。
「付いて行ってあげようか?」と言ってくれていた二代目が、心配そうに駅へ迎えに来てくれていました。知らせを受けた夜、上手に泣けなくて、お風呂の中で泣いていたら、出てきたときパジャマの上にぬいぐるみが置いてありました。そーっと心配してくれたのを知り、本当にうれしかったです。
京ちゃん、私はこの世で出会った大切な人たちをちゃんと大切にして、これから出来るだけきちんと丁寧に毎日生きようって思ったよ。いつかまた会うときまで、見ててね。本当に大勢のお友達がお別れに来ていたから、これからみんなを見守るのは結構忙しいと思うけど、マリアンズの我々のことも、引き続き、宜しくね♪