入口の修景池には、もみじが浮いていました。
この美しい修景池を大賀蓮にとってよりよい環境にするために、今年は色々と検討されてきました。
下の写真は、水量や水質をコントロールできずに繁茂した葦やガマです。放っておくと、池のなかで、大賀ハスの蓮根の上にどんどん根を張って蓮の成長を妨げます。
前回ご紹介したボート「チバニアン」のおかげで、こうした池の中心の整備も可能になりました。池の排水口もみつかり、水の流れをつくってガスの発生を防ごうと計画中です。
そして来年こそ、大賀蓮を咲かせるべく、修景池の環境整備をどんどんすすめます。風とおしと日当たりを良くするために、今日は周辺の植物の剪定を行いました。
入口の舗道と修景池の間の二重に植えられた低木を剪定します。今までは、入口から修景池が見えませんでした。
入口から修景池が見える高さにまで、低木を切りそろえます。
きれいに切りそろえるために、ロープを張って高さの確認をします。
剪定した枝葉の掃除も大変です。
ひととおり作業が終わると、入口から修景池が見えるようになりました! 日当たりも良くなって、春以降は蓮の葉がしっかり光合成できますように。
すぐそばの坂道ですが、イチョウの葉で埋め尽くされていました。
枯葉を吹き飛ばすブロワーを使って一気に集めます。
一方、坂をのぼった広い敷地内の温室や見本園のまわりの草刈りも行われました。
ロータリーのまわり、10月に植えたヒガンバナの葉が元気です。手前右側の列がヒガンバナの葉ですが、奥の左側の列はシラーでしょうか。花が咲いたらまた報告します。
ロータリーは日当たりが良いので、開花が楽しみです。
最後に、嬉しいお知らせが二つあります。一つめは、この「大賀ハスのふるさとの会」の会員であるY氏が、千葉市へ大賀蓮に関する政策提言を行い、その内容が新聞に掲載された事です。下の写真を拡大して『千葉日報』の記事を読むことができます。あらためて、2018年3月21日に市民報告会が行われます。詳しくは、またこのブログや来年の「市政だより」で通知する予定です。
二つめは、「大賀ハスのふるさとの会」が瑞穂小学校より感謝状を贈られた事です。毎年、小学4年生を対象におこなっている蓮の栽培方法の講習会や蓮の植替え作業が認められました。
12月16日の活動報告は以上です。
(担当: れい)