大賀ハスのふるさとの会

東京大学からハス見本園の管理を引き継ぎ、観蓮会の開催・ ハス文化の継承と普及を行うため組織されたボランティア団体です

2018年2月3日 活動報告3 椿の開花状況とその他

2018-02-04 21:38:44 | 日記

冬の植物園では、椿が咲き始めています。一部をご紹介します。

まずは、ピンク色でかわいらしい太郎冠者です。

2番目は、下の写真の関東月見車です。

3番目は、紅侘助(べにわびすけ)です。

紅侘助は、散ってもうつくしい!

4番目は、紅麒麟(こうきりん)です。

5番目は、木に名札がない白い椿です。花弁の縁がほんのりピンクがかっています。

6番目も名前の分からない椿です。「不詳1」と名札にあります。

7番目は、下の写真の鈴鹿山です。

8番目は、まだ蕾の鴇白(ときじろ)です。セミの抜け殻がついてて、思わずパシャリ。咲いたらまたご報告します。

次は、この冬におそらく最初に咲いた椿です。立派な木です。

この椿の木は、まだ次々と花を咲かせています!

温室では、蓮の果托の乾燥が順調にすすんでいました。

東屋から見本園を見渡すと、水の白く濁ったマスがあります。手前の真ん中のマスです。

少し白く濁ったこのマスは、状態が良くありません。たまったヘドロからガスが出ていて、蓮の発育に影響を及ぼす可能性があります。今後は、土の入れ替えが必要なマスも出てくるでしょう。

東屋の足元の階段のへりの切り株が出すぎていたのを見て、会員さんがすぐに低く切り落としてくれました。足をひっかけたら大変です。

その東屋の足元に植えた球根の芽が出ていました。植えた会員たちにとっては喜びの瞬間です。

最後に。修景池の冬のたたずまいを見ながら敷地をあとにしました。

今日の活動報告は以上です。

 

(担当: れい)

 

 

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2018年2月3日 活動報告2 雪の影響と環境整備

2018-02-04 19:48:10 | 日記

敷地全体の雪の影響をチェックしました。見本園の奥の竹林では、倒れた竹が一本ありました。

切り口に近寄ってみると、地面ちかくから折れたようです。

ロータリーの横の林のなかでも、倒れた木きな枝がぱっくりと割れていました。

そばのアオギリの名札が倒れていました。

坂道には枯葉が。

枝の間にたまった落ち葉を取り除きます。去年の夏は、見本園でアブラムシが大発生しましたが、樹上で腐った落ち葉によって風通しが悪くなると、発生しやすい状況をつくってしまいます。

坂道をのぼった右手の森は、手つかずのままで鬱蒼としています。落ち葉も、折れた枝もそのまま、蔦も生え放題です。

しかし、その森の間の道をはさんだ左側は、草刈りを行い、整備を行っています。下の写真の道の右側が森、左側が整備をはじめたエリアです。

明るい広場にするために、木を切りました。

下草を刈ります。

切った木を一か所に集めて。

かなりの重労働です。

刈った草も集めていきます。

高い草の山がいくつもできました。お疲れ様でした!

ロータリーから見ると、日が差し込むようになったのが分かります。手前にはまだ雪が。

事務所の手前の寒緋桜に蕾がいっぱいついていました。

植物園の貴重な木、一葉(イチヨウ)にキノコを発見! 

一葉の幹には、苔もむしています。

ロータリーの真ん中にそびえ立つソメイヨシノです。残り雪に囲まれて。

そのソメイヨシノにもキノコ発見。

見上げると、ソメイヨシノの固い蕾が空に向かって伸びていました。

 

 

(担当: れい)

 

 

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2018年2月3日 活動報告1 見本園の奥の整備

2018-02-04 15:11:21 | 日記

今日の活動は、気温5℃の晴れの中で行われました。この冬2度目の雪が降ったあとの見本園では、厚さ5センチの氷が張ったマスもありました。作業としては、見本園の奥の刈った草を集めてピット(深さ2メートルほどの穴)に捨てたり、雪による倒木や落ちた枝の撤去、そしてロータリーの先の林の草刈りなどが行われました。

ロータリーの中心ではラッパスイセンが咲いていました。

見本園へとつづく道には雪がうっすらと残っています。

見本園の入口の桃白条のマスには、厚い氷が張っていました。この時期、あまり日があたらないマスです。

今日は、見本園の奥の整備を行いました。刈ったあとの大量の枯れ草を一輪車に。

熊手で草を集めようとすると、蔦がひっかかってきます。上の枯草をとってから、網目状に張った蔦を切ります。何度も蔦に足をとられて転びそうになりました。

やっとマスの下の部分が見えてきました。

一輪車に高くつみあげられた枯草です。

見本園の左奥のアサザや睡蓮のマスには、葦などの他の植物が繁茂していました。今はその枯草であふれています。

アサザと睡蓮のマスでは、他の植物の枯葉が多く沈んでいます。

この睡蓮のマスにも、周りの木から落ちた葉が沈んでいます。

睡蓮の根を引き上げてみると、他の植物の根がからまっていました。

マスのなかは、葦の枯葉でいっぱいです。

それでも睡蓮の根は元気でした! 直径30センチほどの根の塊をつくっていました。ワサビみたいです。当たり前ですが、蓮根とはまったく違います。

他にも小さい根の塊が育っていました。

汗をかきながらの作業後、きれいになりました。

見本園の奥では、夏以降にまわりの木の剪定をすることによって蓮への日当たりを良くし、その落ち葉がマスに入らないように作業を重ねてきました。今日は刈った草の撤去も完了して、見本園に奥行きが生まれました。夏が楽しみです。

 

(担当: れい)

 

 

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