けさは曇り、朝9時の気温は26度、湿度70%、北東の風2.2メートルで、とても過ごしやすい気候です。今日の作業は、先週採集した果托を5本ずつ束ねて竿に干す;芝刈り後の枯草処理およびハスのマスに生えている水草などを根元から引き抜いて処分する;病気にやられた月桂樹を切り倒す、などです。温室付近は蜂がいるかもしれないので、注意すること、通路付近に植え付けたヒガンバナがそろそろ咲きだすので、踏まないように注意すること、などの指示が事務局からありました。
ハスの圃場はすっかり秋のムード。その中でも花が少しだけさいていました。新しく作られたマスに植わっている菊花粉です。これは果托も面白い形をしています。
菊花粉の果托です。後ろに上の写真の花が見えます。
その並びにある紅領巾です。
もう一つ、細碗碧蓮が白い清々しい花を咲かせていました。
となりに水草が元気よく茂っていますね。これは抜き取らないとハスの成長を邪魔します。もう一つ別の水草があちこちのマスの中に茂っていて、紫色のきれいな花を咲かせています。
水草を抜き取ったり、芝刈り後の枯草を集めて廃棄します。
ハスの葉もかなり黄色くなっています。
温室の中では刈り取った果托を束ねて干す作業をしています。長さも違えば果托の大きさが違うので、なかなか大変なのです。
今日は、前にもご紹介した(8月15日)千葉県立幕張総合高等学校(幕総)放送委員会の生徒さんが3名取材に来られました。千葉県高等学校文化連盟の放送コンテストに、大賀ハスのふるさとの会の活動を紹介した作品で参加しようとしているそうで、今後もたびたび取材に来られるそうです。いつでもご協力しますので、頑張ってくださいね。
こちらは病気にやられた月桂樹の切り倒し作業です。幕総の生徒さんが説明を聞いています。左手前にはすでに切り倒された大きな幹が道路をふさぐように倒れています。この月桂樹は根元から数本の幹がかたまって伸びて、一本の月桂樹のようにみえていました。
チェーンソーで切り倒した幹を右手の林の方に運びます。なかなかの力仕事です。切り倒した幹からは、そこはかとなく月桂樹の香りがしていました。
果托を束ねていた時、トンボの幼虫ヤゴの抜け殻が見つかりました。かなり大きなヤゴの抜け殻でした。
ハス見本園の敷地内では、すでにカラスウリが実をつけていました。
またお彼岸の時期なので、やはりヒガンバナ(曼珠沙華)が花をつけ始めていました。
今日の活動報告は以上です。
(担当: えむ)