カラッとした秋晴れの気温20℃のなか、検見川の東大旧緑地植物実験所では季節外れの「一葉(いちよう)」という桜が咲いています! 今日の主な作業としては、ハス品種見本園の葉の切り取りと正門周辺の緑地整備を行いました。
ハス品種見本園では全てのハスが咲き終わり、来シーズンに向けて冬支度が始まっています。黄色くなった蓮の葉を切り取り、冬の間はゆっくりと蓮根を休ませます。
枯れた葉や藻をそのままにしておくと、水中で腐敗してヘドロ化してしまいます。来年に咲く蓮たちのために、刈り損ねた果托とともに掻き出して敷地内の穴に集めて土に返します。
蓮が植えられているマスは、大きいサイズで2メートル四方です。奥の葉を刈り取るために縁に立って作業します。
今日はバランスを崩して水中に足を踏み外したボランティアが! 水深60センチのマスに片足がズボッと入りましたが、ケガもなく無事で何よりでした。
見本園のA列がキレイになりました!
見本園のわきの通路に競り出してきた植物を整理します。ハスは太陽を浴びないと元気に育ちませんので、周辺の植生がハスに影を落とさないよう気を使います。
入口の正門のまわりも整備しました。落ち始めた銀杏なども集めて道を掃除します。
森の中ではミズヒキがひっそりと咲いていました。
イヌツゲが黒い実をいっぱいつけていました。
足元ではイヌタデが元気に咲いています。
今日の活動報告は以上です。
(担当: れい)