沖縄三線.com

沖縄のことあれこれ。

沖縄、12月も暑かった 平年比1.9度高く過去最高、海水温も 

2017-01-05 09:14:57 | ニュース

昨年12月の沖縄地方の平均気温は平年より1・9度高く、12月としては1946年の統計開始以来の過去最高タイとなった。沖縄気象台が4日、発表した。12月の沖縄周辺海域の平均海面水温も1982年以来最も高い平年比プラス1・5度で、東シナ海南部は23・1度、沖縄の南は26・5度だった。

沖縄県内で12月の地域平均気温平年差が最も高かったのは伊是名と西表島のプラス2・2度。12月の平均気温は西表島が21・7度、伊是名が20・2度となった。

那覇は平年より1・8度高く月平均気温は20・5度で、統計を開始した1910年以来2番目に高くなった。県内では観測地点26カ所中16地点でこれまでの12月平均気温を更新した。

沖縄気象台は高温になった要因として、2016年秋から発生しているラニーニャ現象に伴って日本の南東海上で高気圧が強まり、南からの暖かい空気が沖縄付近に流れ込みやすくなったことで平年より高温となったという。

一方、16年は5、7、10、12月の4回にわたり月平均気温の過去最高を更新した。沖縄気象台によると年に4回の記録更新は非常にまれという。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「赤田のみるく」福州へ 路次楽隊18人、起源の地で感謝の演舞

2017-01-05 05:22:11 | ニュース

みるく=弥勒(みろく)=釈迦仏の次にこの世に現れ,仏となるとされる菩薩。

那覇市と中国福州市の友好都市締結35周年を記念して、首里赤田町の地域住民らで結成する赤田のみるくと路次楽隊が、1月10日に福州市で演舞を披露する。石川實団長は「福州から伝わったみるくが人々を幸せにする伝統行事になっている。感謝の気持ちを演舞で奉納したい」と意気込む。

赤田のみるくは、1770年に福州市から持ち帰った「みるくの掛け軸」を元に、みるくの面と胴を仕立てたことが起源とされている。その後、無病息災と五穀豊穣を祈るスネーイ(行列)に発展した。1930年ごろに途絶えたが、地域住民らが聞き取り調査を重ねて94年に復興した。毎年8月と11月の行事で登場する。

今回派遣されるのは、みるくとドラや太鼓、ラッパのような喇叭(つおな)などの楽器を演奏する路次楽隊として小学生から社会人まで18人。福州市在住で以前赤田町で留学した経験のある謝忱(しゃしん)さんも一緒に参加する。城間幹子市長らの訪問団と共に福州市を訪ね、10日に市内の琉球人墓地や琉球館、観光地の三坊七港でスネーイなどを披露する。福州市の師範大学の学生らとの交流も予定している。

石川団長は「沖縄の演舞を見て、沖縄はいい所だと思ってもらえたらいい。文化を通して経済交流につなげたい」と抱負を語る。照屋寛孝副団長も「伝統芸能を通して国際人を育てようという人材育成の側面もある。那覇市と福州市の懸け橋になりたい」と期待した。

下は首里の赤田地区での動画 

 赤田のみるくウンケー

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする