沖縄三線.com

沖縄のことあれこれ。

【インドネシア】ジャカルタで三線の練習会 講師は知念幸忠さん

2017-01-23 21:00:31 | ニュース

インドネシアの首都ジャカルタで、ウチナーンチュによるウチナーンチュのための三線練習会が開かれている。毎週日曜日の朝9時から正午まで。講師役はインドネシア在住10カ月になる南風原町出身知念幸忠さん(43)。知念さんの自宅マンションのリビングが練習場所だ。練習生は7人。全員沖縄出身の駐在員でジャカルタの沖縄県人の会「島ーず」のメンバーだ。

4回目となる昨年12月4日。知念さんが準備する三線の勘所や工工四を見ながら、メンバーは「涙そうそう」「安波節」「安里屋ユンタ」の練習に励んだ。

知念さんは「海外でも故郷の沖縄の文化に触れていたいと思い、練習会を始めた。民謡を中心にまずは20曲ほどマスターし、インドネシアの方々の前で発表できることを目指している」と話す。

ジャカルタには日本人駐在員が結成するジャズバンドや和太鼓サークル、インドネシアの学生を対象に日本舞踊を教えるサークル、インドネシア人のエイサーグループなどもある。

三線練習会は小規模だが、メンバーは「故郷の民謡をインドネシアの方々と楽しんでもらえる日が来るように練習に励みたい」と話している。(宮城亜希子通信員)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

起業、移住者集まれ 国頭村 仕事、交流の場開設

2017-01-23 00:00:13 | ニュース

国頭村産リュウキュウマツを活用した「国頭村コワーキングスペースHENTONA LOUNGE」=13日、同村

***************************************************************

沖縄県国頭(くにがみ)村内で起業を考えている人たちや移住希望者らが集まる交流の場をつくろうと、村辺土名に「国頭村コワーキングスペースHENTONA LOUNGE」が13日、オープンした。開設支援を企画した村は、多くの利用を呼び掛けている。

辺土名大通り沿いのビルを村が借り上げ、1階をカフェとコワーキングスペース、2、3階を移住トライアル施設にした。1階は国頭村のリュウキュウマツを活用し、木目調のテーブルやカウンターを整備した。利用者はここに集まり、自分のペースで仕事をしたり、新しく出会った人と話をしたりする。2、3階は移住目的の1世帯が最長2週間で借りることができる。家具や家電などは設置されている。

村は、空き店舗を活用することで異業種間の交流の場を設け、地域産業の活性化を図る考え。宮城久和村長はオープニングセレモニーで「施設を活用して辺土名大通りの活性化につなげる。新たな雇用を生み出せるように、ゆんたくの場にしてもいい。多くの方が活用できる場所になるよう期待している」とあいさつした。

スペースを開設し運営するQuantum Leaps Complex Office(QLCO)の久保勇人代表は「村の人だけでなく県外の人も来ていろいろちゃんぷるーして新しいものが生まれる場にしたい」と意気込んだ。

国の地方創生加速化交付金を活用し事業費1145万円、空き店舗改修整備費500万円、施設管理費645万円を計上した。コワーキングスペースの利用料は村民が1日600円(半日300円)。村外在住者も利用できる。

問い合わせは(電話)090(3413)1196。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする