総合物流センターの完成を願い神事に参加する関係者ら
=11日午前、うるま市勝連の「RKK中城総合物流センター」建設予定地
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琉球海運(那覇市、宮城茂社長)は11日、うるま市勝連の国際物流拠点産業集積地域で「RKK中城総合物流センター」の起工式を行った。
宮城社長をはじめ富川盛武副知事ら約20人が参加した。同センターは集荷から配送まで対応し、琉球海運が掲げる「総合物流体制」の基幹施設となる。1万7千平方メートルを超える県内最大規模の施設で、2018年11月に完成し、12月の運営開始予定。
琉球海運の宮城社長は「旺盛な県内物流需要に応えられる最新鋭の施設となる」とあいさつした。
同センターは延べ床面積1万7649平方メートル、地上2階建て。
1階には常温・冷凍の自動倉庫があり、倉庫内の荷物を自動的に入り口まで届け、隣の常温倉庫まで運ぶ自動仕分け装備を導入する。
冷凍自動倉庫は679平方メートルと県内最大級の大きさとなる。
運営は琉球海運の子会社「琉海ロジスティクス」が担う。【琉球新報電子版】