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J1規格、那覇に2万人スタジアム 23年開業予定、多目的施設に

2017-10-17 08:15:46 | ニュース

J1規格スタジアムのイメージ図(沖縄県提供)

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沖縄県はこのほど、2023年度開業を目指すサッカーJ1規格スタジアムの整備基本計画をまとめた。那覇市の奥武山公園陸上競技場に2万人を収容でき、オリンピック代表戦やラグビーにも対応する。

コンサート会場などにも幅広く活用し、飲食店なども入る複合施設として検討する。試合がない日でも人が集まるよう周辺を含めて整備することで、施設の採算性確保を目指す。

スタジアムは延べ床面積4万7500平方メートル、地上6階建て。総事業費は178億円で、沖縄振興特別推進交付金(一括交付金)活用を含めた財源の確保を検討している。大型映像装置やVIPルームも備え、フットサルコートや立体駐車場も新たに設ける。

外壁にはサイネージ(電子看板)を備え、照明やそばを流れる国場川と一体的な景観を演出する。周辺一帯を県民だけでなく、観光客が訪れるような場所にする。

サッカー、ラグビーの試合やその他イベント開催による年間の観客消費額は30億3400万円、波及効果は45億4800万円と試算した。628人の新規雇用が誘発されると県は予想している。

スタジアムで得られる年間収入は、8934万~1億5千万円と試算した。芝の管理など施設維持のためには年間2億6344万~3億1344万円の支出を見込み、年間1億1316万~2億2410万円の赤字が生じる。

収支差をなくすため、飲食店が入る複合施設として検討する。モノレール2駅に近い利便性や周辺に宿泊・商業施設も多い地理的特性を生かした整備を計画中だ。

県スポーツ振興課は「県内からJ1チームを出すためにもスタジアムは必要だ。市街地に造ることで周辺への集客に寄与したい」と意義を語った。

 

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3月に米ディズニー公演 NS琉球バレエ団

2017-10-17 05:31:11 | ニュース

NS琉球バレエ団(長崎佐世団長)が来年3月24日に米ワシントンのスミソニアン・アメリカ美術館で、同月28日に米フロリダ州のディズニーワールドで公演を行う。同バレエ団にとって初の海外公演。両会場とも世界中から観光客が訪れる観光地で、広くアピールする機会となる。長崎団長は「どちらも有名歌手が出演するような舞台でめったにない機会と聞いている。外国の方の反応に不安もあるが、生徒たちを信じて頑張りたい」と話している。

スミソニアン・アメリカ美術館公演は、全米桜祭りの一環で行われる。同美術館は千人以上を収容でき、ワシントンで最大規模のイベント会場だという。

ディズニーワールドで出演する舞台はマーケットプレイスにあり、ディズニーワールド内の舞台で最も大きい。約400席で買い物客も自由に見られるという。

5月ごろにディズニーワールド側にオーディションのための舞台映像を送り、合格した。桜祭りは当初、今年3月の出演を希望していたが、来年の出演が決まった。ディズニーワールドとスミソニアン・アメリカ美術館のほか、フロリダ州タンパにある千人規模のホールでも公演を行う。バレエ団を応援する有志が主催する。

出演交渉にはNS琉球バレエ団統括マネジャーの田頭秀美さんらが尽力した。田頭さんは同バレエ団が2015年に開催した「ありがとう! そしてさようなら琉球新報ホール」公演を見て「世界に通じる」と感動し、マネジャーになった。田頭さんは「この機会に(活躍の場が)広がり、海外から沖縄に公演を見に来るようになればいい。若い団員は現地で一流のエンターテインメントを見て糧にしてほしい」と話している。

NS琉球バレエ団は15年に発足。琉球古典音楽、民謡に乗せて琉球舞踊の要素を取り入れた創作バレエを披露している。
(伊佐尚記)

NS琉球バレエ団 「琉球を舞う」

NS琉球バレエ団公式サイトはこちら☆


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