恩納村にできる「ハレクラニ沖縄」完成予想図(三井不動産提供)
米国ハワイで高級リゾートを展開する「ハレクラニ」は、三井不動産(東京)が進める恩納村名嘉真(伊武部ビーチ跡)のホテル用地で、リゾートホテルを開業すると発表した。ハレクラニは三井不動産の100%子会社で、日本初進出となる。
2019年夏のオープンを予定している。
ホテル名は「ハレクラニ沖縄」。8万7145平方メートルの敷地に延べ床面積4万1746平方メートル、地上10階建ての大型ホテルとなる。ホテル敷地に面した1・7キロの海岸線を生かし、360室の客室全てが海に面している。海が望める場所に屋外プールを設置し、温泉機能があるスパも備える。屋内プールやフィットネスジム、レストランも完備する。
ハレクラニ沖縄の初代総支配人には「ザ・リッツ・カールトン沖縄」(名護市)の総支配人を務めていた吉江潤氏が就任する。
ハワイの言葉で「天国にふさわしい館」を意味するハレクラニは、ハワイ・オアフ島のワイキキビーチにあるホテル。今年で創業100周年を迎える。フランスのガイドブック「ミシュラン」に匹敵するといわれる全米自動車協会の格付けで、ホテル内のレストランが28年連続最高位となるなどの評価を受けている。