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「スネークモチ!」観光客に大人気 インスタ映えスイーツ「ハブ大福」って?

2018-04-06 16:11:11 | ニュース

三角形の頭に真っ赤な舌がにょきっと飛び出た、その名も「ハブ大福」―。

那覇市の新天地市場本通りにある団子屋「琉球だんござえもん」で販売するハブ大福が観光客や通りの人たちに人気だ。団子屋店主の新里俊一さん(51)は「通り活性化の呼び水になってほしい」と笑顔を見せる。

ハブ大福は、県外で人気を集めた妖怪いちご大福などを参考に新里さんが考案した。特注した大福に新里さんが切り込みを入れてイチゴを舌のように飛び出させる。かわいらしい見た目に「スネークモチ!」と言って買い求める外国人観光客や、「孫が喜ぶから」と買いに通う地元客もいるという。会員制交流サイト(SNS)で紹介すると「かわいい」「食べたい」とコメントが相次いだ。

団子屋は、なは市場振興会が3月に開店。観光客が増える中で「ちょっと休憩できたり、歩きながら食べられる甘味を売ったりする店が必要」との思いで始めた。新里さんは「居心地のいい場所がマチグヮーにも増えていけば」と期待した。

 

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川に住むウミヘビ、国内で初確認

2018-04-06 15:04:37 | ニュース

名護市の源河川で発見された「カワウミヘビ」の標本(沖縄美ら島財団提供)

沖縄ちゅら島財団総合研究センターの研究グループは5日、昨年6月に名護市の源河川で見つかった魚類が、国内初確認のウミヘビ科の魚類「ラムノストマ・ミンドラム」だったことを発表した。同科で淡水に生息する種が確認されたのは国内初で、和名は「カワウミヘビ」と命名された。世界でも6カ所目の発見で、源河川が北限の発見となる。

発見したのは京都市の会社員新谷哲也さんと息子で小学6年生の隼平君。源河川で見つけ、自宅に持ち帰って飼育していた。飼育法を聞くため新谷さんが同財団に問い合わせたところ、淡水域で発見されたことなどから、国内初確認の種である可能性が浮上した。

魚は昨年10月ごろに死んでしまい、新谷さん親子は標本として同センターに提供した。同センターは体型や骨の数などを調べ、台湾で発見された同種の形態などを記した論文と照合し、「ラムノストマ・ミンドラム」だと確認した。

同センターの岡慎一郎動物研究室係長は「沖縄の生物多様性を示す発見だ。一般市民が発見したことも意義は大きい」と話した。

発見は琉球列島の動物分布を扱う学術誌「Fauna Ryukyuana」に掲載された。


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