台湾の商売繁盛や厄よけの神様「城隍爺」を参拝する関係者ら
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沖縄市一番街と台北市内の問屋街「迪化街(てきかがい)」の交流・活性化を図ろうと、台湾の文化発信拠点となる台湾文化館「台湾好(ハオ)商店」が2日、沖縄市中央の一番商店街内にオープンした。オープニングレセプションが6月29日、同館で開かれた。
文化館では、台湾から直輸入したお茶や雑貨の販売、台湾語講座やワークショップ開催なども予定している。台北で100年以上の歴史がある寺「霞海城隍廟(シアハイチェンファンミャァオ)」から、仕事運や無病息災、交通安全にご利益があるといわれる「城隍爺(チェンファンイェ)」が、8月末までの期間限定でまつられている。
オープニングレセプションでは、台湾から訪れた2小学校の児童による弦楽器演奏会があったほか、台湾名物のタピオカミルクティー、緑豆ぜんざいなどが来場者に提供された。アジアンシティー交流センターの周恭平代表は「未来ある子どもたちの交流を実現でき大変うれしい。今後も双方の交流、発展を願っている」とあいさつした。
まちづくりNPOコザまち社中は今年から「都市文化交流月間」と銘打ち、6月29日から8月末まで台湾と沖縄の交流イベント開催や観光PRなどに取り組んでいる。