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うるま市に県内最大の物流センター 12月に運営開始予定

2017-10-12 08:23:10 | ニュース

総合物流センターの完成を願い神事に参加する関係者ら

=11日午前、うるま市勝連の「RKK中城総合物流センター」建設予定地

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琉球海運(那覇市、宮城茂社長)は11日、うるま市勝連の国際物流拠点産業集積地域で「RKK中城総合物流センター」の起工式を行った。

宮城社長をはじめ富川盛武副知事ら約20人が参加した。同センターは集荷から配送まで対応し、琉球海運が掲げる「総合物流体制」の基幹施設となる。1万7千平方メートルを超える県内最大規模の施設で、2018年11月に完成し、12月の運営開始予定。

琉球海運の宮城社長は「旺盛な県内物流需要に応えられる最新鋭の施設となる」とあいさつした。

同センターは延べ床面積1万7649平方メートル、地上2階建て。

1階には常温・冷凍の自動倉庫があり、倉庫内の荷物を自動的に入り口まで届け、隣の常温倉庫まで運ぶ自動仕分け装備を導入する。

冷凍自動倉庫は679平方メートルと県内最大級の大きさとなる。

運営は琉球海運の子会社「琉海ロジスティクス」が担う。【琉球新報電子版】

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東村高江で米軍ヘリ炎上 大型輸送ヘリCH53、民間地で大破

2017-10-12 06:59:15 | ニュース

米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)所属のCH53E大型輸送ヘリコプターが11日午後5時20分ごろ、米軍北部訓練場に近い沖縄県東村高江の車地区の牧草地に不時着し、炎上した。

機体は大破した。

国頭地区行政事務組合消防本部などによると、11日午後5時35分ごろ「高江で米軍機が墜落炎上した」との通報が近隣の住民からあった。

在沖米海兵隊は「訓練飛行中に出火したため、緊急着陸した」と発表した。

周辺住民、乗組員7人ともにけがはなかった。

炎上現場は県道70号に近い民間地、最も近い民家から約200メートルの距離だった。

米軍ヘリが墜落現場上空を旋回して消火活動を実施し、国頭消防も放水した。

約3時間後の午後8時17分に鎮火を確認した。

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縞黒檀系棹で本皮強化三線

2017-10-11 21:42:47 | 三線

縞黒檀系の材料で製作。

色はワインカラーというより、ブラウン。

スンチ塗り(透明系)ではありません。

ティーガ(胴体飾り)は同じ茶系の竜の刺繍ティーガを付けました。

胴体は、ニシキヘビの皮です。

本皮を張る前に、強度のある薄い下地を張っていますので、将来的に皮が破れることはほとんどありません。

画像一番下で、棹の下部である、心(しん)と呼ばれる部分を載せてます。(胴体に隠れた部分)

ここを見るとこで棹材の種類をある程度判別することができます。

 

 

心(しん)部分

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バイオマス発電、21年開始へ うるまニューエナジー

2017-10-11 19:43:40 | ニュース

バイオマス発電所建設のため県と土地売買契約を結んだ(左から)イーレックスの阪本敏康事業開発部長、本名均社長、沖縄ガスの我那覇力蔵社長、沖縄ガスニューパワーの湧川直明社長=10日、県庁

 新電力大手「イーレックス」(東京、本名均社長)の子会社「沖縄うるまニューエナジー」(沖縄県うるま市、本名社長)は10日、うるま市勝連の国際物流拠点産業集積地域の用地売買契約を県と締結したと発表した。

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バイオマス発電所としては県内最大級となる4万9千キロワット程度を出力できる「中城バイオマス発電所」を建設する。面積は約2万8千平方メートルで完成は2021年3月を予定し、同4月の営業運転開始を目指す。

総事業費は200億円超を見込む。電力は沖縄ガス(那覇市、我那覇力蔵社長)との合弁会社「沖縄ガスニューパワー」(那覇市、湧川直明社長)が全量を契約者へ供給する。

年間売電量は約33万メガワット時で、一般家庭10万世帯分の年間消費電力に相当する。イーレックスによると、同発電所が供給する発電量は県全体の4%、買い取りなどで集めた分を加えると全体で10%弱に上る。沖縄電力より安い価格で電力を供給する。

同日、県庁で記者会見した本名社長は「好調な沖縄経済に産業がもう一つ足りないと3年前から設立を検討してきた。沖縄に新たな産業を創造するきっかけになれば」と県内での事業展開の理由を語った。

 

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旅客133年、本州航路に幕 沖縄-神戸・大阪間 フェリー「琉球エキスプレス」 最終便が那覇入港 飛行機の時代「寂しい」

2017-10-10 08:52:10 | ニュース

神戸・大阪と鹿児島、奄美群島、沖縄本島を結ぶ旅客フェリー「琉球エキスプレス」が運航を休止することになり、最後の便が9日午前、那覇市港町の那覇港新港ふ頭に入港した。今後、沖縄と本州を結ぶ旅客船はなくなる。乗船客らは、その最後の姿を写真に収めるなどして別れを惜しんでいた。

 「琉球エキスプレス」は午前8時半ごろ、定刻通り入港し、関西や奄美から乗ってきた68人が下船した。徳之島出身で子どもや学生の頃、帰省する際に利用していたという武山吉行さん(51)=兵庫県姫路市=は「子どもの頃の記憶では大浴場やレストランがあったが、だいぶ変わっていた。あの頃を思い出すと懐かしい。飛行機の時代かと思うと寂しい」と話した。

 学生時代から「いつかは乗ってみたい」と思い続けていた那覇市出身の佐々木芙由子さん(31)は娘の綾花ちゃん(4)と紬葵(ゆき)ちゃん(1)、友人の大城ありささん(31)と神戸からの船旅を楽しんだ。佐々木さんは「子どもが大きくなったら乗ろうと思っていたが、最後ということで乗船した。船内でたくさんの人から話を聞けて楽しかった」と満足げな表情を浮かべた。

 「琉球エキスプレス」の運航会社マルエーフェリー(本社・鹿児島)によると、格安航空会社(LCC)の参入などの影響で、年間乗客数は1998年の約2万7600人をピークに、近年では約7200人まで減少した。経営上、運航の継続が厳しく、休止を決定したという。マルエーフェリーは今後、阪神航路を貨物船に切り替える。

 沖縄-阪神航路は、1884年、大阪商船(現在の商船三井)が開始したのが始まり。「波上丸」と「浮島丸」が就航し、関西から大勢の観光客が訪れるようになった。沖縄からは、阪神工業地帯などでの仕事を求める人たちが利用した。戦時中は途絶えたが、1950年にGHQ(連合国軍総司令部)が5社に開設を許可し、翌年再開された。一時は8社が旅客船を運航していたが現在は、マルエーフェリーだけとなっていた。

 入港後の埠頭(ふとう)では、最後の「琉球エキスプレス」に乗り合わせた乗船客同士が、手を振って仲間を見送っていた。2泊3日の船旅で乗船客同士友情を深め、1人、また1人と別々に旅立つ。飛行機と異なり、時間はかかるが、濃密な交流のできる船旅-。その良さと、旅客船がなくなる寂しさを乗船客らはかみしめていた。(中村万里子)

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