10月7日~9日まで開催
パレードで手を振り歓声に応えるミッキーマウス(右)やミニーマウス(左)ら
デイズニーのキャラクターたち=7日午後3時8分、那覇市の国際通り
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「第47回那覇大綱挽きまつり」(同実行委員会主催)が7日、那覇市で開幕した。9日まで。初日の7日は国際通りで「市民演芸・民俗芸能パレード」が行われた。
52団体の計2100人が琉球舞踊やエイサー、獅子舞、棒術などを披露した。
午後3時ごろからは、ミッキーマウスやミニーマウスらディズニーのキャラクターたちが登場する「東京ディズニーリゾートスペシャルパレード」も行われ、祭りを盛り上げた。
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最強の縁結びの神様が沖縄にやってきた-。台湾の迪化街(てきかがい)にまつられ、縁結びの神として人気のある月下老人が沖縄市の一番街で参拝することができる。6日、沖縄市役所でお迎え式が行われ、良縁を求める市民らが行列をつくった。
台湾との交流促進を目的に、12月中旬まで一番街入り口に置かれる。期間中は台湾の物産や文化を紹介するイベントを予定。7日午後1時からは一番街で月下老人歓迎祭が行われ、ルーロー飯の無料配布もある。
沖縄市観光物産振興協会と一番街商店街振興組合などによる取り組み。
台北の月下老人は、婚姻をつかさどる神として親しまれ、日本からの観光ツアーにも組み込まれている人気スポット。
お迎え式では、三日月型の木片を投げて行う縁占いも実施。桑江朝千夫市長はメッセージで「アジア最強の縁結びの神様が沖縄市に来た」と歓迎した。
「あそぶガッコ。」と称する沖縄ラフ&ピース専門学校の学生募集をPRする関係者ら=5日、吉本興業東京本部
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吉本興業は5日、2018年4月に沖縄県那覇市松尾に開校する「沖縄ラフ&ピース専門学校」の概要を発表し、学生募集を始めた。東京本部で同日、ガレッジセールやジミー大西さんらが会見し「誰でも受け入れ、楽しみながら、世界で活躍する人材を育成したい」とPRし、出願を呼び掛けた。
専門学校は松尾消防署跡地に現在建設中。9月に県から専門学校の仮認可が下りた。漫画やCG、アニメ制作を学ぶクリエイティブ学科、ダンサーや俳優など舞台に立つパフォーマーのほか、演出やプロデューサーなど裏方を育成するパフォーミングアーツ学科があり、2年制で定員は1学年80人。
著名な雑誌編集者やダンサーのほか、歴史学者で琉球大の高良倉吉名誉教授、同大観光産業科学部の下地芳郎教授を講師陣に迎える。吉本興業のネットワークを生かしてプロの元で実践的な活動をするほか、沖縄の歴史文化を学び、観光や新商品開発など産業振興にもつなげる。県内の41市町村と連携して地域でのイベントづくりにも関わる。
会見で学校法人ラフ&ピースの水谷暢宏理事長は「伝統文化があふれアジアの中心にある沖縄は人材育成の場として素晴らしい。エンタメは最高の教育。一般の学校や教科にはない教育を実践したい」と語った。
出願方法は「名前を書いて出すだけ」で選考しない。学費は年間100万円程度。日本学生支援機構などの奨学金が利用できる予定で、吉本興業独自の奨学金も検討している。14、21の両日に那覇市、15日に石垣市、宮古島市、久米島町で学校説明会を開く。
問い合わせは同校入試課(電話)0120(787)847。
優勝メダルと盾を持ち優勝報告をする(右から)田口頼さん、荒木珠里君=4日、那覇空港
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水上のボードに立ったままパドルをこいで楽しむマリンスポーツ、スタンドアップパドルボード(SUP)の世界大会「パシフィック・パドル・ゲーム(PPG)」が9月30日、10月1日(日本時間10月1、2日)に米カリフォルニア州で開かれ、今帰仁中学校2年の田口頼(らい)さん(14)と名護市立緑風学園5年の荒木珠里(しゅり)君(11)が年齢別クラスでそれぞれ優勝した。4日、那覇空港に到着した2人は大会のメダルを首から下げ「初優勝できた。うれしい」と喜びを語った。
「PPG」はSUPの世界大会で最大規模と知名度を誇る。田口さんは12~14歳男子クラスの部に出場した。約2キロのコースでターンの正確さや速さを競うテクニカル部門で1位、10キロの距離をこいだタイムで競うロングディスタンス部門で2位となり、総合成績で優勝を勝ち取った。荒木君は9歳~11歳男子クラスに出場。テクニカル部門とロングディスタンスの両部門1位となり、総合優勝を勝ち取った。
昨年3位だった田口さんは「勝つことだけを考えてこいだ。優勝できてうれしい」と声を弾ませた。次回の目標については「17歳以下が出場するジュニアプロ部門での優勝」を挙げた。
3回目の挑戦で優勝した荒木君は「絶対に1位になりたいと思っていた」と笑顔を見せた。今後の目標には「来年の夏に、60キロの距離をこぐタイムで競うモロカイ海峡横断レース(ハワイ)に出場したい」と語った。
田口さんの母・彩香(さやか)さん(40)は「優勝するという目標を掲げ有言実行した。誇らしい気持ち」と喜んだ。荒木君の父・汰久治(たくじ)さん(43)は「日頃の練習を見て、手応えを感じた。実力を出し切れて良かった」と語った。/琉球新報