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沖縄のことあれこれ。

鉄軌道推奨ルート決定 北谷、沖縄市など経由 県検討委

2018-01-19 13:54:52 | ニュース

沖縄本島への鉄軌道導入に向け、県が設置した有識者による「沖縄鉄軌道計画検討委員会」(委員長・森地茂東京大名誉教授)が18日、県庁で開かれ、七つの経路案のうちから「推奨ルート」を絞り込んだ。

「C派生案」と呼ばれる推奨ルートは那覇市から浦添市、宜野湾市、北谷町、沖縄市、うるま市、恩納村を経由して名護市に至る。

委員会は2月上旬からC派生案に関する意見公募を実施した上で「構想段階における計画書(案)」を知事に提出し、知事は早ければ年度内に県計画を決定する。

委員会は推奨ルートの決定に当たって(1)利便性(2)採算性(3)予想される事業費と建設期間(4)施工性と環境への影響-を主な判断材料とした。その結果、「C派生案」の総合的評価が最も高かった。

委員会の検討によると「C派生案」は、国などの公共予算で整備し、鉄道会社は運行に専念する「上下分離方式」を採用した場合、開業後30年で黒字化が可能となる見通し。

事業費は約6100億円で、最も安い案(最短ルート)と比べると約900億円高いが、極端に高額ではなく、工法の工夫で事業費の縮減も期待できるとした。その上で、この経路の採用で需要を取り込める地域の広さや乗客数を勘案した場合、最良の選択肢だと判断した。

委員会は基幹線から分かれる支線「フィーダー交通」の整備にも併せて取り組む必要があるとした。その上で「既存の路線バスが地域と主要施設などを結んでいることから、主に路線バスの活用が想定される」とした。次世代型路面電車(LRT)やバス高速輸送システム(BRT)など、新たなシステムの導入は「構想段階の終了後、市町村や既存の交通事業者などと共同で検討する」とした。

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野球人“第2の人生” 元西武外野手・西岡良洋さん 沖縄にほれ込み出店「肉割烹29」

2018-01-17 13:41:11 | ニュース

元日本料理店の落ち着いた雰囲気の店で客をもてなす西岡良洋さん=2017年12月26日、那覇市西の「肉割烹29」

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沖縄県那覇市西町に隠れ家的にたたずむ「肉割烹29」に、夜ごと野球人がいざなわれる。近江牛の焼き肉が3500円で食べ放題というこだわりの肉質と価格もさることながら、人当たりの良い語り口で客をもてなすオーナーの西岡良洋さん(56)との野球談義に花が咲く。代打西岡、背番号29―。解説者時代の野村克也さんに「日本一の肩」と評されたこともある、元プロ野球選手だ。

1995年の現役引退後に東京の赤坂と新宿で焼き肉店を営む西岡さん。思い描いてきた沖縄への出店は2016年の暮れ、高級日本料理店が移転した後の店舗を借りて「肉割烹29」の看板を掲げた。

「肉文化の沖縄でステーキをやっても地元の老舗にかなわない。だったらブランド牛の食べ放題をやってみようかなと。1頭買いの和牛を自分で解体して仕入れ値を抑えているから、安く肉を持ってこられる」と価格の秘けつを明かす。

大阪出身で、1979年に田辺高校(和歌山県)から西武ライオンズにドラフト外で入団。左投手に強い強肩俊足の外野手として頭角を現し、86年にはゴールデングラブ賞も獲得した。

アキレスけん断裂の大けがから復帰した89年のシーズンオフには、鹿取義隆投手(現読売巨人GM)との1対1の交換トレードで巨人へ。野球ファンを驚かせた移籍劇の当事者となった。

横浜ベイスターズコーチ時代、春季キャンプで過ごした沖縄の人と温暖な気候にほれ込み、毎年のクリスマスを家族で過ごすようになった。「肉割烹29」を開店すると半月ごとに沖縄と東京の店舗とを行き来する。各球団がキャンプインする2月になると、なじみの野球関係者でにぎわう繁忙期がやって来る。

「年を取っても温かい沖縄に通える場所を持ちたかった。落ち着いたら沖縄の高校野球を見に行ったり少年野球を教えたりできるといい」と“第2の人生”に期待を膨らませる。

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肉割烹 29

「肉割烹29」の画像検索結果

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沖縄、農業成長率全国1位 16年、5年で28%増 農家所得は8位

2018-01-17 07:01:30 | ニュース

 沖縄県の2016年農業産出額は11年比で28・1%増加し、伸び率で全国1位になった。全国平均の伸び率は同11・6%で、県内農業の成長率は全国平均の約2・4倍となった。商品生産を目的にした販売農家1戸当たりの生産農業所得は、16年に過去最高の388万円となり、全国8位だった。農林水産省の生産農業所得統計などを基に県農林水産部が16日までにまとめた。

 県の農業産出額は11年の800億円から5年連続で増加し、最新の16年は1025億円で、21年ぶりに1千億円の大台に達した。総産出額から経費などを差し引いた生産農業所得も21年ぶりの規模となる500億円を記録した。

 品目別では、サトウキビと肉用牛が大きく伸びた。11年比でキビは83・9%(99億円)、肉用牛は62・5%(85億円)増加した。県は主な要因として、キビは「増産プロジェクト」による生産基盤の整備や、生産技術の普及などの成果が上がったこと、肉用牛は畜舎の整備や肉質向上の取り組みを挙げた。

 産出額の伸び率は、2位の宮崎県が11年比で23・9%(16年産出額3562億円)、3位の茨城県が同19・7%(同4903億円)、4位の北海道が19・5%(1兆2115億円)だった。沖縄は年平均で5・1%増加し、5%を超える伸び率は沖縄が唯一だった。

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琉球語データベース拡充 7地域語彙・音声 21年度までに追加 琉大図書館HPで公開

2018-01-15 10:14:05 | ニュース

琉球語の音声や文字情報をインターネットで公開する「琉球語音声データベース」を拡充する計画が進められている。現在、琉球大学付属図書館ホームページで、首里・那覇、今帰仁、奄美、宮古の言語を公開。2021年度までに、新たに奄美・沖縄各地の7地域の語彙(ごい)と音声データを追加する。関係者は「従来の3~4倍の規模になり、島々の言葉の多様性がより理解できる」と話す。(学芸部・与儀武秀)

データベースは、琉球語の文字データに標準語の意味や音声がリンクされたデジタル辞典。消滅の危機にひんする琉球語の記録・保存、普及・継承を目的に、1998年から作成が始まった。

沖縄言語研究センターなどのグループや言語研究者による調査語彙の蓄積があったことから、首里・那覇、今帰仁、奄美、宮古の4地域でデータベースの運用を開始。現在計約4万5千語を公開する。

名詞や動詞などの品詞や五十音による検索が可能。「正月」と検索すると「ソーグヮチ」(首里・那覇)、「ソーガち」(今帰仁)と結果が出る。

データベース公開後、各地域で方言辞典の編さんが進んだ。辞典が発刊された7地域の語彙、奄美・龍郷、与論、伊是名、伊江島、伊良部、石垣、竹富を順次追加する計画だ。1地域につき1万~1万7000語のデータと音声を順次追加し、2021年度までの完成を目指す。昨年5月に拡充のための文科省科学研究費が採択された。

現在、句語彙入力や、未収の音声データの収録など、作業を進める。完成すれば、従来の各地域の言葉ごとに検索から、複数地域間での横断検索が可能になる。

研究代表を務める琉球大学・国際沖縄研究所の狩俣繁久教授は「データベースを作って約20年。いつどこでも誰でも、再現された音声をネットで繰り返し聞き、勉強することができる利点がある。現在も1日100~200件の利用がある」と説明する。

その一方で、近年のしまくとぅばの継承活動で、主に那覇・首里の言葉の継承普及が強調される傾向を指摘。「各地域ごとにさまざまな言葉がある。データベースが各地域の言葉を記録することで、言葉の多様性を伝えられる。県民が使う言葉の選択の幅を広げることができる」と強調した。

データベースのアドレスは、http://ryukyu-lang.lib.u-ryukyu.ac.jp/


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沖縄素材でスイーツを IT企業の木谷さん「愛される土産作りたい」

2018-01-14 21:47:34 | ニュース

IT企業・琉球インタラクティブ(宜野湾市)の木谷寿男さん(43)が開発したスイーツが人気を広げている。木谷さんは「沖縄の素材を生かしてスイーツを作りたい」と、静岡の信用金庫を退職して2010年に移住した。開発したスイーツ「紅芋とちんすこうのフローズンちいずケーキ」は第8回ニッポン全国おやつランキングでグランプリに輝いた。木谷さんは「ITと農業で、沖縄全体の産業発展に貢献したい」と語り、新たな商品開発にも励む。


「紅芋とちんすこうのフローズンちいずケーキ」を手にする木谷寿男さん=1月12日、宜野湾市のジーウェーブカフェ

 「根っからのスイーツ好き」という木谷さんは旅行で訪れた沖縄で、紅芋やマンゴー、シークヮーサーなど「スター性のある農産物」に引かれた。製菓を学んだことはないが、沖縄の農産物を生かしたスイーツ作りの道へ飛び込んだ。

 移住後は那覇市内でカフェを開き、商品開発に取り組んだ。そのカフェの常連客が、琉球インタラクティブの臼井隆秀社長だった。店で臼井社長や同社の社員が運営していた県産品販売サイト「沖縄特産品本舗」の商品選びに悩んでいる声が聞こえた。木谷さんはすぐに「うちでこんなもの作ってますよ」と、島とうがらしと酢を使ったオリジナル商品を売り込み、IT企業とスイーツを作る木谷さんの接点が生まれた。

 琉球インタラクティブが2013年に宜野湾市宇地泊の「宜野湾ベイサイド情報センター」の指定管理者に決まったことがさらなる転機となった。臼井社長から「センターの1階に市民に愛されるカフェをつくりたい」と提案を受け、木谷さんも「菓子作りをやらせてくれるなら」と即答した。IT企業がスイーツを手掛けることになり、日本一の「ちいずケーキ」を生む原点となった。

 木谷さんが開発した「ちいずケーキ」は、紅芋と黒糖、塩ちんすこうなど沖縄を代表する素材にこだわった「進化形スイーツ」だ。紅芋は発色が良く、甘みもある宮古島産の「美(ちゅ)ら恋紅」を選び、黒糖はコクや甘みが合う波照間島産を選んだ。木谷さん自らが島に渡り、食材を吟味した。特に紅芋は病害虫拡大の恐れがあるため県外に持ち出せないが「だからこそ、加工して新たな出口を見いだしたかった」。

 ケーキの土台に粟国島の塩ちんすこうを使い、新鮮な食感を演出した。「素材の力が強いから、着色料も香料も使わずに本来の素材だけで勝負できる」と木谷さんは強調する。南国の暑さをイメージしたフローズン(半冷凍)で味わうスタイルも、これまでにありそうでなかった商品だ。

 現在は琉球インタラクティブが指定管理するセンターと1階のGwave Cafe(ジーウェーブカフェ)を運営しながら、菓子作りに取り組む。沖縄の農産物を使った次の商品作りも進め、目指すは「ネット企業が手掛けるとびきりおいしいスイーツ」だ。木谷さんは「沖縄をもっと好きになるお土産、県民にも愛されるチーズケーキを作りたい」とさらなる高みを見据える。/(大橋弘基)

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