9.11について

2001年の9.11事件や、その他色々な感想、思い、などを書いていけたらなと、思っています。

9.11について  天野統康(もとやす)著  <あなたはお金のしくみにこうしてだまされている>

2015年07月21日 | 日記
とあるスナックで

小林
天野統康のこの本の、P-266にこう書いてありますね

国際金融財閥は、マネーのスペシャリストである。金融と税金という<沈黙の兵器>によって社会と私たちの生活をコントロールする。
金融によってマネーというエネルギーの注入を行い、コントロールし、税金によってどう配分するかを決める。国債によって国家を借金漬にする。その結果、国家の予算枠を狭め、国民のための再分配が機能しにくくなる。例えば、国際金融財閥は、日本において、金融によってバブルを作り崩壊させた。その後、国債の増発などにより国家を借金漬けにし、国の予算枠を狭める。経済成長しないために、借金の利息によって破綻する企業や個人が増加し、その結果、自殺者や失業率が増加する。
しかしデフレなので、借金世代や企業は途端の苦しみを味わうが、年金世代や借金のない層は当面は苦しまない。デフレは当初、生活の面で物価の値下がりの恩恵を受けられる。経済成長の停滞の痛みは遅れて表れれる。デフレや構造改革というのは、最初は気持ちがいいが、いずれ経済成長をマイナスにさせ、生活を破壊していくのだ。
カエルを徐々にゆで上げていくと、最初は気持ちよくてお湯から出ようとしないので最後にはゆで上がって死んでしまうという。バブル以降の日本は、金融という<沈黙の兵器>によってゆで上がったカエル状態にされてしまったようだ。

コー
そしてP-274では

世界的に張り巡らされた銀行システムによって、どこの国の経済を伸ばすかが国際金融連合の都合で勝手に決められるようになった。
政治から独立した各国の中央銀行は、国民のことを考える必要はない。ECBのように民主的な組織の管理を離れた中央銀行は、自らの権益を求めて行動できるからだ。
どこの国の経済を伸ばすかーーーー。たとえば、
・ 銀行融資が盛んに行われ、その社会の潜在成長率分の成長が達成される国
・ 銀行融資が引き締められ、経済成長ができない国(バブル崩壊後の日本など)
・ 国が借金漬けにされ、破産させられた国(アジア通貨危機のアジア諸国など)

経済全体は国家の構成員が作り出すが、お金は銀行業しか創れない。

そしてお金が無いとその社会は成長できない。決定権はお金を供給できる中央銀行を握っているところにある。
こうして、国際金融連合は、お金を創造する機関を牛耳ることで、国家の盛衰さえもコントロールできるようになっている。
コメント
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