9.11について

2001年の9.11事件や、その他色々な感想、思い、などを書いていけたらなと、思っています。

9.11について  4月10日 産経新聞 日曜経済講座 田村秀男

2016年04月11日 | 日記
とあるスナックで

コー
編集委員の田村秀男はここでこれからの経済を危惧している。

異次元緩和を台無しにするな
 3年たった日銀の異次元緩和政策の威力を封殺しているのは誤った財政政策である。財政の何が間違っているのか、どう正すべきか。
論より証拠だ。国内総生産(GDP)の増減の推移を追うシンプルなグラフだけで財政と景気問題の核心をつくことができる。ーーーーー

 第2次安倍晋三政権が平成24年12月に発足したあと、25年度の実質GDPは四半期ベースで前年に比べて2~3%成長した。異次元金融緩和に加えて、政府は公共投資を上積みし、さらに前倒しして執行した。26年4月からの消費税率8%への引き上げを控え、家計は増税前の駆け込み消費に励んだ。GDPが鮮やかに回復したのは当然で、まさに消費税増税という嵐の前の「積極財政」がカンフル剤となったのだ。
ところが、政府は増税実施とともに、緊縮財政に転じた。公共投資は急激に落ち込む。増税の嵐にさらされた主婦たちは財布のヒモを締め、勤め人は昼飯をコンビニ弁当に切り替えた。増税の災厄に加えて27年度も緊縮財政が続き、家計は消費を元に戻そうとしない。ーーーーーー

 増税と緊縮財政がなければ、26年度以降、賃上げ、家計消費回復、GDPの成長という好循環が生まれて、インフレ率は上昇し、「異次元緩和は大成功」という評価になったのかもしれないのだ。ーーーーー

公共投資など予算を前倒し執行すれば、確かに景気は反転しよう。しかし、予算を先食いすれば、その反動がくることをグラフが示す。空になった予算の補充のために、秋には大型補正予算を組むというわけだが、では29年度予算はどうするのか。消費税増税しなければ、財政支出を削減するしかない。
 25年度以降の急激な財政の緩和・緊縮の繰り返しであり、結末は景気の停滞になりかねない。かの一党独裁国ならいざ知らず、突然財政のアクセルを踏んだかと思うと、狂ったように急ブレーキをかけるという先進国はほかにあるだろうか。ーーーーー



政府はマイナス金利債を増発して供給を増やせばよい。

金利ゼロ以下の資金で教育、先端技術開発、インフラ整備、待機児童解消などに使って需要を創出し、現役・次期世代を元気にさせる。緊縮財政からの転換はいましかない。


小林
どうやらこのままでは、(アベノミクス)は失敗になりそうですね。いままでの政権のときと同じになるんでしょう。最初はいいんだけど、途中から腰砕けになり、そして国の借金だけが膨らみ、国民は税金の増税と年金の減額と健康保険の増額とそして給料はちっとも上がらず、ますますじわじわと、貧乏になっていく。じわじわと。


コー
やっぱり、リチャード・A・ベルナーの本、<謎解き!平成大不況>2003年4月発行 PHP研究所、を読むべきなんだな。
コメント
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