9.11について

2001年の9.11事件や、その他色々な感想、思い、などを書いていけたらなと、思っています。

9.11について 天野統康(もとやす)著 <あなたはお金のしくみにこうして騙されている> 2011年1月 

2016年06月04日 | 日記
とあるスナックで

小林
リチャード・A・ヴェルナーを読んだら、必ず、天野統康も読んだほうがいいんですよね、コーさん。

コー
そうなんだ、理由は、ま、読んでみればわかるよ。まずはこの本の、(まえがき)

まえがきーー日本の社会システムは、国民が貧しくなるように周到に設計されている

なぜ、毎日馬車馬のように働いているのに、豊かに過ごすことができないのだろう。
なぜ、日本の経済は上向きにならないのだろう。
失業率はどんどん上がり、生活保護受給者は過去最高、学生の就職内定率は過去最低。
収入の減収や将来の不安感でローンが組めず、家を買うのもあきらめざるをえない。
子供ができても頭をよぎるのは生活費。
多くの人がその人生を<お金>に振り回されている。
私のクライアントの多くが、生活の苦労や老後の心配を口にする。
しかし、その原因は何かと聞くと、大抵は世界経済が悪化しているからだとか、リーマンショックから大変になったとか、表面的なことしかご存知ないようだ。
生活が苦しいのは、当たり前なのだ。
人生のほとんどを借金ですごさなければならないのは、当たり前なのだ。
なぜならば、<お金>のルーツは、<借金>だからだ。
世の中のお金のシステムは、<借金システム>そのものである。
中学・高校の公民の教科書を覚えているだろうか。
そこには、<お金は銀行が創る>と書かれているだけで、<世界の経済システムは借金で成り立っている>とは書かれていない。
私は今まで4社の金融機関に勤めてきたが、その金融経済のプロであるべき関係者のほとんどがそのことの肝心かなめの事実を知らなかった。だから経済金融の専門家でもない一般の人たちの多くがそのことを知らないのも当然だ。
これはどいうことだろう。
それは、金融を仕事にする人、資格を取る人さえにも、本当の経済システムの実態は、<言わない・理解させない・広めない>の三原則があるからだ。
なぜか?  それは、

<通貨発行権>がこの世の最大の権益 だからだ。

だから、成るべくして富の格差は生まれ続ける。ほんのひと握りの権益者は地球上の富を独占して裕福豪勢に暮らし続け、大多数の一般庶民は借金地獄の中で生き続けるということだ。

さらに言えば、現代のグローバリゼーションの時代においては、リーマンショックが起きると、すぐさま日本で雇用問題が起こるように、<世界の動き>が<家計>に直接影響を与えるように制度設計されている。
もし、あなたがこの経済システムの中で、自分の暮らしを守ろう!と思うなら、<お金の本当の仕組み>と<お金の流れ>をしらなければならない。
事実私は、リーマンショックが起きる前に、家族や友人を暴落相場から避難させることができた。
それは単純に<仕組み>と<影響>を”先に”知っていたからに他ならない。簡単に言えば、証券化という仕組みで爆発的にバブル化した米国不動産業界への融資が激減したからだ。要するに融資額が激減したら、その業界が廃れるということを知ってさえいれば回避できることだったのである。
本来<お金>とは、人々の生活を豊かにするために使われるものでなければならないと私は考えている。働いて、家族を持ち、家を構え、時には車でドライブをしたり・・・そんな幸せな人生を歩む権利を取り戻すために、私の知りえた情報を本書に分かりやすく記していきたいと思う。


小林
天野統康(もとやす)の本を読んでいくと、次の言葉が理解できるんですね。

私が残念なのは、一般市民は銀行がお金を創ることができるのを知らされていないことである。そして国家のクレジットを管理する彼らが、政府の政策を指揮し、人々の運命を奴隷のように握っていることです。   レジナルド・マッケンナ(元英国ミッドランド銀行会長)

国民が銀行制度や貨幣制度を理解していないことは良いことだ。
もし国民がそれを理解したら、明日夜が明ける前に革命が起きるだろう。   ヘンリー・フォード(フォード・モーター社創業家)



コー
フォードさん、いま<銀行制度>や<金融制度>を理解しようとする若者たちが、日に日に増えていってるんですよ。そしていずれ、<革命>は起きますね。



コメント
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