olive日記

膠原病(SLE)のことや、同居中の保護猫・インコ・島で暮らしていた時の話し・・・日々の感じたことを日記として書いています

空気の香り。

2005-03-11 13:59:48 | 自然のこと
風の香りではなく 空気の香り。
風は吹いていないんだけれど
季節や 雨の前や 色々な瞬間で
空間自体が あ!この香りは!
そう思う瞬間。

今日は
「春の香り?違う!3月の お雛さま頃の香り!」
草の香りとか 特定できない 色々な花の香り
ほんのりと 湿った 空気の香りとか
これらが 微妙なバランスで 配合されて
でき上がった香りが 3月の香り。

昨日は
蛍の好きな香りだった。
草が湿って じっとりとして
草が青々と主張していて
地面の土の香りも ほのかにしていて。

だから・・・
蛍を見に行く気持ちが 山盛りだった。
この季節から はじまる
八重山ヒメボタル 米粒大ほどしかないのに
その輝きは 白々していて イルミネーション級で・・・
じ~~と 見ていると 車のハイビームを見た時みたいに
目がくらんでしまう程。

やっぱり・・・
蛍もこの香りが 好きだったのか?
様々な条件が 上手く重なり合い
蛍の光に 囲まれてしまった。
自分が どこに居るのか
足が地に本当に 付いているのか?
不思議な感覚に 陥りながら
日没後から わずかな時間の間
一生懸命に 光っている 蛍を見続けた。

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする