olive日記

膠原病(SLE)のことや、同居中の保護猫・インコ・島で暮らしていた時の話し・・・日々の感じたことを日記として書いています

ヨナグニサン

2008-10-27 11:28:08 | 自然のこと
昨日にも書きました ヨナグニサンの話。
確かに 蛾は私も大苦手な分野です。
でも やっぱり 調べてみると違いますよね・・・
そこで 今回は ヨナグニサン報告です!

・・・苦手な方 ごめんなさい・・・・


まず 大きさです。
隣は 鶏卵。大きさが わかりますよね。
右羽~左羽までの横の長さが(最大横幅)22㎝ありました。
世界最大級の蛾です。頷ける感じがしますよね。

遅ればせながら 自己紹介
ヨナグニサン(与那国蚕)亜種だそうです。
種としてはいくつかの亜種が存在し(中国・台湾・インドネシア)
亜種としては 日本が分布の北限に位置するそうです。
また名前の由来も与那国で最初に発見されたから。
日本では 与那国・西表・石垣に生息しています。
羽化後は 口を持たないため食事が摂れず 短命です。
(カゲロウのようですよね・・・



そして 体幹はフサフサの毛があります。
・・・ここが 蛾みたいですよね・・・
しかし 色の具合でしょうか?奇麗な雰囲気があります。
そう!モスラはこのヨナグニサンがモデル!
なんとなく 雰囲気がわかりますよね。
そして 桃色○の羽が ポイント!
ここが スケルトンになってるんですよ。


裏返すとよくわかります。
これには 驚きました。最初は羽が破けたのか??
驚いたのですが・・・
そして 羽で驚くのは この両の先端にある柄。
どことなく ヘビの柄に見えませんか?
一説には ヘビの柄を見せ敵を威嚇するそうです。
私的には こんなに大きな体。これだけで十分威嚇できると
考えるのですが 自然界は本当 色々あるんでしょうね。

写真を十分撮った後は
野生生物保護センターへ預けました。
天然記念物ですからね。所持するには手続き等が必要です。
でも何よりも 最後の一瞬を見せてくれたヨナグニサン
何かを伝えているように思え
最初は山へ返そうと考えたのですが センターへ何らかの形で
残して欲しいと思い 預けました。

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