新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

正と偏-2

2014年05月04日 |  四柱推命(変通星の意味)
四柱推命では甲(+)から己(-)を見ると正財になります(甲己の干合:干合とは夫婦の象)。男性の命式では正財は妻を表します(籍に入る妻ですから正妻ですね)。

次に甲(+)から戊(+)を見ますと、偏財になります。
男性の命式では偏財は妾や愛人を表します。陽(+)と陽(+)ですから、籍には入れないのですね。

磁石も同じようなものです。磁石の+と-は引き合います。
N局とS局は強く引き合いくっつきます。上記の正財の様なものです。
籍が入っているので、離婚したくてもなかなか離婚できません。
また、磁石の+と+、そして-と-は反発しあいます。
N局とN局、そしてS局とS局は反発しあいます…上記の偏財の様なものです。
偏財を持っている人は、世間体や籍には拘らない場合もあります。
二人の間に愛があれば良いのかも知れません。
しかし、この様な関係は愛が冷えれば縛るものがありません。

正はくっつき、偏はその反対に動きがあります。
ですから、正財には固定の財(もの)という意味があり、偏財には流動の財(商売)という意味もここから生じてきます。
偏は動いて刺激を受け、正はじっとして椅子に座っていても刺激を受けることができます。正と偏、陰と陽の関係は面白いですね…。

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新栄堂
コメント
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