上図は私の親戚のある男性の命式（生時不明）…流年は9年前の己丑の流年。
彼の命式は…
日干：己で、天干の並びは偏官を中心とする偏財との並びの命式。
この年、彼の命式の五行のバランスは大きく崩れました。
もともとは、土の比肩に星（●）が3個ですが…
この年の彼の
大運は己未 比肩 冠帯（比肩）
流年は己丑 比肩 墓（比肩）と、行運に一気に4個の土の比肩がプラスされます。
命式本体と合わせて、土の比肩が7個になり、太過した比肩が、土尅水と水の財星を汚し堰き止めます。
比肩には自我・分離・兄弟という意味もありますので、我や欲を張らずに謙虚な姿勢が求められる時期ともいえます。
自我を張れば、土尅水と負の運命に翻弄されますが、私欲を無くして真を尽くせば、越えることも可能かも知れません。
五行のバランスが大きく崩れる時期は、賢明な判断が必要な時だと思います…。
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