11/25（日）午後９時からのＮＨＫスペシャルで、”ゴーン ショック”と題して今回のカルロス・ゴーン容疑者の特集を放送していました。
（カーロス・ゴーン Carlos Ghosn、1954年3月9日 生時不明。ブラジル生れ）
フランスの自動車会社ルノーの取締役会長兼ＣＥＯ（ＰＤＧ）にして、日産自動車の前会長、三菱自動車工業の会長。
ルノーと日産自動車は2010年以降、全世界自動車市場の約10％のシェアを保っているが、ゴーン氏はルノー・日産自動車・三菱自動車工業の株式の相互保有を含む戦略的パートナーシップを統括する「ルノー・日産・三菱アライアンス」の社長兼最高経営責任者（ＣＥＯ）をも兼務する。
両親はレバノン人でブラジルで誕生。アラビア語・フランス語・英語・スペイン語・ポルトガル語が話せる。（ｳｨｷﾍﾟﾃﾞｨｱ）
日産自動車のカルロス・ゴーン会長（64）に対し、東京地検特捜部が11月19日、金融商品取締法違反容疑による強制捜査に乗り出した。経営危機に陥った日産自動車やルノーを次々と再建させ、今なお多額の報酬を得ているとされるゴーン氏。特捜部は、ゴーン氏が有価証券報告書にウソの内容を記載し、自らの報酬を少なく見せかけたと視ている。
その他の不正容疑は…
・目的を偽って私的に日産の投資資金を流用していた。
・不正目的で日産の経費を支出していた。
（経歴等）
ミシュランのブラジル最高執行責任者を経て、1989年にノースアメリカ会長兼最高経営責任者（ＣＥＯ）に就任すると、ブラジルと北米部門で事業の黒字化を達成。フランス自動車大手ルノーが、その手腕に注目し、ゴーン氏は1996年に同社の上席副社長に就任した。
ルノーが1999年、当時経営不振に陥っていた日産自動車と資本提携すると、ゴーン氏は日産の最高執行責任者（ＣＯＯ）に就任。翌2000年には社長に付き、「日産リバイバル・プラン」を発表して経営再建に乗り出した。
ゴーン氏は「コストカッター」と呼ばれるなど、大規模なリストラを断行。その結果、日産は短期間で黒字化を達成した。（20,000人のリストラ、主力工場の閉鎖。1.3兆円の負債を0に。）
ゴーン氏は、その後のロシアの自動車メーカー「アフトワズ」会長や三菱自動車の会長に就任。経営に行き詰まった自動車メーカーの立て直しに辣腕を振るった。そして、ゴーン氏に対する評価も高まり、報酬も巨額になっていた。
（キーワード）
・カリスマ経営者・司法取引（Ｘ氏）・破綻寸前の会社をＶ字回復・Zi-A社（60億円投資）・ペーパーカンパニー・自家用ジェット機・派手な生活・フランス政府・ルノーが日産の合併へ 等…。
（彼の命式）
・日干：甲
・天干の並びは旺相する傷官と比肩との並び。
年上の比肩が月上の傷官（帝旺：羊刃）を生じている（生時不明では…）。
・生時不明では五行の財官に星（●）が不及。
この様な命式の方は、頭が良く直観力に優れカリスマ性を持った方が多い。
また、ワンマンな方が多く、大規模なリストラや工場の閉鎖や売却等、思いきった事を決断することができる（比肩）。倒産寸前の日産に思いきった改革を成すには持って来いの命式。
日産側も最初の10年はゴーン氏に引っ張ってもらったと思う…
しかし、全ての権力がゴーン氏に集中すると…
そこに魔が刺す場合も多い…
彼の様な命式は、非常時には良いが…組織を築いて任せるタイプではない。
特に最近の日産は業績がアップ。
売上ではルノーとの関係は逆転…
日産社内にも様々な不満や不信が高まっていたと思う。
当方の流派では彼の大運は昨年から比肩に入る。
彼の命式にとって、比肩の大運は良いものではない。
孤立し、分離を起す場合も多くある…
フランス政府・ルノー・日産、それぞれの思惑があると思うが…
しばらくは目が離せないと思う。
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