おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

いろいろと不満はあるが…。

2005-08-08 12:47:28 | 我思う、故に書くなりよ。
政治は未だに「金」でどーにでもなると信じているので、あまり関心も無いし、選挙にも行かないのだが…。

「ブッ壊す!」と言って本当に「ブッ壊す…」んなら、久々に推しても良い政治家だと思う。今まで、何やかや、ゴニョゴニョ…で、何やってんだかサッパリな政治家がうようよいて、その中から首相やら大臣が選ばれて、ウンザリだったのだが。

議会制民主主義だから、みんなで話し合って…と言うのが前提ではあるのだけれど、グダグダやり過ぎなんだな。議論を尽くせ…ってのも判るが、論点がはぐらかされたり、ぼやけたりしてるんじゃ、DQNのやじり合いと変わらないし、大卒の国会議員のやるコトじゃないだろう。

仕組みがあるモノだから、大人の事情、裏の事情はたんまりであって、その中で日本の動かし方が決まったりするのは判るのだけれど、そんなのをいつまでも続けて行く事が良いとは思えない。それらを変えて行く中での、その手始めが「郵政民営化」で、後が続くのなら、政治も面白いと思うが、元に戻るならやはり「ウンザリ…」だろう。

他に、先にやって欲しい事は山ほどあるし、本来はやらなくてはイケナイモノでもあるので、不平不満は幾らでもある。拉致問題の解決なんかチンタラやってる場合じゃ無く、キッパリと態度を示さないと、救える国民の命が救えなくなってしまう。6カ国協議が不調…なんて、不調じゃねーワケだよ。そんなこんなの「グダグダ」とおさらばするために、キッチリと自分の掲げた公約を果たす努力が目に見えるなら、政治家はそうであって欲しいと思うし、そう言う人を政治家に推すべきなんじゃないだろうかと思う。

立派な事だけ言い放って、ゴニョゴニョグダグダしてるだけの政治家は幾らでもいるし、そんなのはもういい加減要らないだろうに。そうした60年あまりのゴニョゴニョグダグダした連中の取捨択一が行われるならば、解散選挙も必要じゃないかと思う。

ま、今の時点じゃ判らないが、文句だけ言って具体的な案がちっとも見えて来ない民主だなんだってのを推す気も無いから、小泉純一郎とゆかいな仲間たち…がキッチリと「ブッ壊す!」んだったら投票に出向いてもいいかなと思う。

政治家は本来、若い人から見ても、齢を重ねた人から見ても「何をやっているかわかる人」でなければイケナイ。「何やってんだかわからない職業No.1」じゃ困るんだよね…。そんなこんなが少しでも変わる動きなら、参加しても悪くは無いけど、どーなるんだか?

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ルパン三世の銃は幾らするのか?

2005-08-08 05:33:01 | 我思う、故に書くなりよ。
電話で起こされ、自分が熱中症の一歩手前にいる事を知り、ヤバさ…を感じながらもエアコンのリモコンを探りながら「電話」の事を忘れかけたり…。

網戸に出来るトコロは全て網戸にしてあっても、室温が34度もあると、うかつに昼寝するのも危険なワケで、エアコンの冷風で少しだけ正気に戻り、電話そっちのけでぬるくなりすぎたスポーツドリンクをごくんごくん飲み干し、くらくらした頭に嫌な不快感をたっぷり感じながら電話の事を思い出す。

「あー。ごめんなさい。掛けなおします…」

これだけ言うのがやっとで、改めて冷蔵庫の冷たいスポーツドリンクを飲みに立ち上がると、猛烈な嘔吐感が…。2歩も歩けずにその場にヘタリ込み、一歩手前じゃなくて、熱中症なんだな、おれ…と、我に帰る。

でまぁ、某外資系証券会社に勤めるOLン年生の帰国子女A改からの電話であった。
火急の件とは思えないが、掛けなおす。

「あー。ごめんね、暑さにやられて地球がぐにゃぐにゃなトコロなんだ…」

「あのさぁ…ルパン三世いるじゃん? あの人のピストル幾ら?」

空気が薄い…。薄い上にタバコに火をつけて吸っているので、じわわぁ…っとニコチンだかタールだかそんなのが体に染みて行く感じと、ゆるゆると気が遠くなっていく相乗効果に質問がぼやけて行く…。

ルパン三世がどーしたって? 外資系だからそういう取引もあるのかな?

「聞いてるの? 幾らすんのさ、あれは!」

相乗効果が収まり、暑さにグッタリとするハム達が目に入る。死の間際なのか、寝ぼけているのか、お腹丸出しでピンク色の手足をヒクヒク…させている。あー。おれの仲間がここにいる…。

「へっ? 幾ら?」

ルパン三世と言えば、ワルサー社のP38と言う愛銃がセットで、スマイル¥0は付いているんだかいないんだか…。少なくとも39セットあたりでは無いだろう。まぁ、ドイツのワルサーって会社がナチス・ドイツの要求で軍用に作った拳銃の1つで、1938年に正式採用だか設計完了だかしたモノである。一部、民間にも販売されたと聞くが、戦後も制式拳銃として使われたので、許可があって銃の売買が可能だとしても、おいそれと入手出来る類の銃ではなかっただろうと思う。

「んー。オモチャでリアルなのなら2万も出せば…」

ヒクヒク…は寝ぼけている様だった。別のハムに踏んづけられて、飛び起きている。

「違うわよ、ホンモノよ! バーンって、死んじゃうヤツ。あるんでしょ?」

このクソ暑い中、何を言ってんだか…。あるか無いかで言われたら「ある」と言うか「あった」が、それをどーしろと? オモチャでさえ白い目が向けられる日本だからホンモノの話はなおさらヤバイ。

「古い銃だから、買って持ってて良い国でも、なかなか無いと思うよ。」

あんたが留学してたアメリカの友人にでも尋ねた方が、シアーズあたりで売ってそうだし、骨董的な付加価値が付けば実用レベルでもかなり高額になるだろう。そうでなければジャンク的な値段で、日本製のリアルなオモチャの方が高かったりする。

「んー。10万も出せば買えるんじゃないかな…。ピンキリだけど。」

当然、気持ちとか、愛情なんかちっともこもっていない返事である。粉末溶融ポカリスエットも良いが、やはりキンキンに冷えたCCレモンが飲みたいなぁ…。

「案外と安いのね…。でもダメ。あっちの人はルパン知らないから。で、幾らなの?」

おめーぜんぜんひとのはなしきーてねーなー…。

「あのな…大戦中のモノだとすると、オークション価格って事になるから想像付かない。戦後に作られたモノだとすると、これは官給品だから、市販価格ってのも判んないし、それが市場に流れる事も最近じゃ少ない。市販モデルだとすると、ディスコンなワケだからこれも不明。」

「ダメじゃん。あんたちっともルパンじゃないよ…」

御無体なダメ出し…。まぁ、米国では400ドルから500ドルも出せば、高級な部類の銃は買えるが、州によって種類が制限されたりするし、値段も若干違ってくるらしい。日本じゃ一般に知られた銃であっても、あっちじゃ「法執行官向け」として市販されていない銃も多い。

「そっかー。じゃあ不二子にする!」

てめーどこがどうふじこなんだかこいちじかんとっちめてやる…。

そもそも、コイツはこのクソ暑い中、それらの拳銃をどうしたいのか? セクハラの腹いせで上司でも穴だらけにしたいのか? それともボーナスの査定を恨んで銀行強盗でもする気なのか?

「あー。あんた、何したいんだ?」

無風で34度。閉め切ってエアコン三昧の方がハムも私も幸せ…。だが、開けられるトコロを全部開けているので、閉めに歩くのがだるい…。

「あんた見なかったの? やってたでしょ、ルパン。」

先月の話か…。あいにく見てはいないが、面白かったと、小学生の甥に教えられた。そう言えば、夏になるとやるんだよな。あれもサンダーバードと同じで、画は変わらないけど、声はさすがに歳取るんだよなぁ…。

「やっぱ、ピストルが無いとルパンじゃないでしょ…。じゃあ次元でもいいよ。」

どの辺が「じゃあ」なのかサッパリだけど、気持ちは判らなくは無い。最近のTVや映画は時代に合った銃器類のオンパレードで、食傷気味ではあるけれど、ダーティー・ハリーならM29だし、007ならPPKだし、マックィーンならガバメント、ジョン・ウェインならS.A.A.だし。そう言った「名銃」が主役に近いモノであったりする所に「グッ…」と来る気持ちは大人になるに連れて消えてしまうのが実にもったいない。

「そーゆーのって、男子だけのものかと思うんだが、女子にもあるのか?」

「あったりめーよぉー! 手ブラじゃルパンはカッコつかないでしょー!」

あ。てめえはクーラー効きまくった職場にいやがるな…ちくしょう。どーりでクソ暑さと無縁のハイ・テンションでいやがるわけだ…。

ルパンに限らず、銃器に重きをおいたアニメや映画、ゲームは数多い。「アクション」には欠かせないモノだからって事もあるが、ちゃんと実在する銃器がかなりリアルな描写で出て来るもんだから、オモチャとのメディアミックスみたいな感じでの購買効果とか考えているのかも知れない。虚構の世界だから、仮想銃でもディティールさえその世界と合っていれば、もっとたくさん出て来ても良いと思うけど、実在する銃器の方が描くのが簡単なのかな。

「あー。あんたにピッタリの銃があるよ…すっげぇカワイイおねーちゃんがこれ持ってバッタバタと敵をなぎ倒すんだ。強くなるほど巨乳にもなるんだぜ…。八重歯がカワイクて、そりゃあおじたん。はもう、メロメロ! ど~しましょ~!!」

「えーっ! 何それ~。ちょっとぉ、教えなさいょぉ!」

「知りたいか? な、知りたいのか? ほー。そーか…ならば教えてしんぜよう。」

「『ヘルシング造兵局謹製 局点防衛用長々距離砲撃戦装備 ハルコンネンⅡ』だっ! 今ならもれなく『広域立体制圧用爆裂焼夷擲弾弾頭ウラディミール』も付いて来るからな!」

「うわぁ~、何それぇ~スッゲエー強そー。」

そりゃそうだ。「銃」でなく「砲」だからな。この夏、密かに水着のブラのパットを「M」から「L」に替えて、灼熱の渚で男性の目を欺きつつある君にピッタリだよ…。あわよくば「L2枚」にチャレンジしてその不自然さをコンパニ子に指摘されて止めたのも私は知っているからな…。ちょっと小さくまとまった「デンドロビューム」とも言えそうなウラディミール・ハルコンネンⅡを背負って、妄想敵対集団と心置きなく戦闘に勤しんでもらいたいものだ…。ちなみに、幾らで買えるかは「謎」ではあるが、その詳細は「¥495+税」で知る事が出来るとだけ教えておこう。

「あんた、夏バテしてる場合じゃないわよ…その「ハルマゲドン2」とか言うのを持って来てちょーだい。あるんでしょ? そこに…」

余計な事を言わなければ良かった…。深遠なる無為と無常感の漂う暑さの中に、おれが埋没してゆく…ダメだ…コイツには勝てそうも無い…。テキトーに「P38? 相場じゃ700ドル超えてるね…」とでも言って置けば良かった…。



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