おせっちゃんの今日2

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日本伝統の生活用品・・・畳

2024-04-20 14:35:16 | テレビから

夫と二人、昼食を食べていました。テレビはNHK.「探検ファクトリー」という帯番組で、今日は日本伝統の畳製造工場を訪ねていました。
社長さんは、若い女性・5代目だということです。畳は日本で完成したものだそうです。

製造過程は、時代とともに、材料そのものも改良され、今は、機械に頼るところは頼り、こここそ人間の手でなければ仕上がらないという所に集中的に熟練者の手仕事を使い、仕上げるのだそうです。

いろいろ説明を聞きましたが、それはさておくとして、。

私が大学生の頃、イグサは岡山県の方でも栽培されていました。これがなかなかの重労働続きの大変な作業だと聞きました。どんな?大学の掲示板に、アルバイト情報というのが張り出されます。その頃学生はみんな有利なバイトを探していましたから。
7月、刈り取りの時期です。夏休みに入りますから、いいバイトと思うわけです。それがいかに過酷な作業か知らずに、宿と、賄と、賃金とがつくと知らない学生が申し込むわけです。それが生易しいものではない、2度と行かん!!経験者は語るなのでした。今日はイグサの話は出ませんでしたが。今はどんな作業なのでしょうか。

私の父は、一家の主人として、家族を取りまとめ、命令することはするのですが、自分で労働をするということはほとんどしない人でした。戦争中にボロボロになった畳の表替えをするという時、自分でやり始めたのです。今、幼い頃を思い出すと、庭の涼み台の上に古畳を横たえ、表(これがイグサ作品)を変えて、ふちを縫い付けるのです。何処で手に入れたのか、長い針に、凧の糸のような丈夫な糸を通し、厚さに突き立て通し、仕上げていくのです。私とらい太は、ただ目を丸くしてみていました。父が助手もつけず、頑張っている姿は、印象に残っています。父を尊敬の目で見た珍しい風景です。