2月12日、かねて抽選で当選していた「第43回東京都民俗芸能大会」を観るため、江戸東京博物館ホールまで行ってきた。
「東京都民俗芸能大会」は、毎年行われている「都民芸術フェスティバル」の一環である。
ことしのスローガンは「鎮(しず)めから甦(よみがえ)りへ」であるが、これは、昨年の東日本大震災や台風12号による甚大な被害で亡くなられた方々の鎮魂、被災地の一日も早い復興への願いを込めたものである。
従って、お神楽が中心の構成となっていたが、写真撮影が禁止されているため、個別に説明することはかなわない。
以下に、関連するリンクを貼っておくので参考にされたい。
「第43回東京都民俗芸能大会」 鎮(しず)めから甦(よみがえ)りへ/Let's Enjoy TOKYO
www.enjoytokyo.jp/museum/event/518053/
◆小沢式三番(小沢式三番保存会/檜原村)・・・国指定重要無形民俗文化財
小沢の式三番/近藤英一郎「東京の祭り」
members2.jcom.home.ne.jp/ichikondo/09%20ozawanoshikisanba.html
◆巫女舞(萩原彦太郎社中/新宿区) ・・・新宿区指定無形民俗文化財(里神楽)
◆浦島太郎(神庭神楽連中/奥多摩町) ・・・奥多摩町指定無形民俗文化財
奥多摩町「神庭神楽」/日本の神楽
www2.cc22.ne.jp/otoya2/1-kagura/tsuika-3/1-115kamiwa/1-115kamiwa-top.html
◆木場の木遣と木遣念仏百万遍(木場木遣保存会/江東区)・・・東京都指定無形民俗文化財
木場の木遣り/近藤英一郎「東京の祭り」
members2.jcom.home.ne.jp/ichikondo/10%20kibanokiyari.html
木場の木遣念仏/近藤英一郎「東京の祭り」
members2.jcom.home.ne.jp/ichikondo/10%20kibanokiyarinenbutsu.html
◆天之磐扉(山本頼信社中/稲城市) ・・・国指定重要無形民俗文化財(江戸里神楽)
穴沢天神社祭礼/近藤英一郎「東京の祭り」
members2.jcom.home.ne.jp/ichikondo/08%20anazawajinnjareisai.html
公演の中で印象的というか面白い構成だったのが、2番目の浦島太郎のお神楽であった。
おとぎ話で知られている、浦島太郎が子どもたちから亀を助けるという内容とはちょっと違っていた。
あらすじは、釣りに出た浦島太郎が亀を釣りあげたところに鬼が出てきて、亀を取り上げる。
亀を取り戻すため、浦島太郎は持っていた鈴と交換して亀を淵に放す。
乙姫様が玉手箱を持って出てきて、浦島と共に舞を舞ったのち、「蓋は取らぬように」と念押しして浦島に玉手箱を渡す。
やがて再び鬼が登場し、浦島が眠っている間に宝を奪おうとして玉手箱を開けると、浦島は白髪の老人となってしまう。
鬼が玉手箱を奪い去ろうとした時、こんどは鐘馗が現れて鬼を剣で退治して玉手箱を浦島のもとに取り戻す。
最後に岡崎(道化)が登場し、鬼を介抱したのち、鬼と背比べや力比べなどをユーモラスに演じながら幕となる。
神話が主のお神楽だが、こうした楽しさもあることを知っておいて欲しい。
「東京都民俗芸能大会」は、毎年行われている「都民芸術フェスティバル」の一環である。
ことしのスローガンは「鎮(しず)めから甦(よみがえ)りへ」であるが、これは、昨年の東日本大震災や台風12号による甚大な被害で亡くなられた方々の鎮魂、被災地の一日も早い復興への願いを込めたものである。
従って、お神楽が中心の構成となっていたが、写真撮影が禁止されているため、個別に説明することはかなわない。
以下に、関連するリンクを貼っておくので参考にされたい。
「第43回東京都民俗芸能大会」 鎮(しず)めから甦(よみがえ)りへ/Let's Enjoy TOKYO
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◆小沢式三番(小沢式三番保存会/檜原村)・・・国指定重要無形民俗文化財
小沢の式三番/近藤英一郎「東京の祭り」
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◆巫女舞(萩原彦太郎社中/新宿区) ・・・新宿区指定無形民俗文化財(里神楽)
◆浦島太郎(神庭神楽連中/奥多摩町) ・・・奥多摩町指定無形民俗文化財
奥多摩町「神庭神楽」/日本の神楽
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◆木場の木遣と木遣念仏百万遍(木場木遣保存会/江東区)・・・東京都指定無形民俗文化財
木場の木遣り/近藤英一郎「東京の祭り」
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木場の木遣念仏/近藤英一郎「東京の祭り」
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◆天之磐扉(山本頼信社中/稲城市) ・・・国指定重要無形民俗文化財(江戸里神楽)
穴沢天神社祭礼/近藤英一郎「東京の祭り」
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公演の中で印象的というか面白い構成だったのが、2番目の浦島太郎のお神楽であった。
おとぎ話で知られている、浦島太郎が子どもたちから亀を助けるという内容とはちょっと違っていた。
あらすじは、釣りに出た浦島太郎が亀を釣りあげたところに鬼が出てきて、亀を取り上げる。
亀を取り戻すため、浦島太郎は持っていた鈴と交換して亀を淵に放す。
乙姫様が玉手箱を持って出てきて、浦島と共に舞を舞ったのち、「蓋は取らぬように」と念押しして浦島に玉手箱を渡す。
やがて再び鬼が登場し、浦島が眠っている間に宝を奪おうとして玉手箱を開けると、浦島は白髪の老人となってしまう。
鬼が玉手箱を奪い去ろうとした時、こんどは鐘馗が現れて鬼を剣で退治して玉手箱を浦島のもとに取り戻す。
最後に岡崎(道化)が登場し、鬼を介抱したのち、鬼と背比べや力比べなどをユーモラスに演じながら幕となる。
神話が主のお神楽だが、こうした楽しさもあることを知っておいて欲しい。