荒川岩淵関緑地の右手、赤水門のそばには「荒川水上バス」の船着場である ⑤ 岩淵リバーステーション(志茂5-41先) があるはずなのだが、うっかり見過ごしてしまったので写真は無い。
(現在、「荒川水上バス」は運行を休止 している)
土手際を歩いて ⑥ 旧岩淵水門(赤水門・志茂5-42-6先) の所まで行ってみた。
荒川と隅田川が分かれる場所に大正時代に造られた水門で、昭和57年まで使われていたが、老朽化に伴い新水門(青水門)にその役割を移したものである。
旧岩淵水門は「日本の近代土木遺産」、「東京都選定歴史的建造物」、「北区景観百選」にも認定されている。
岩淵水門と荒川/北区景観百選
www.city.kita.tokyo.jp/misc/100select/01/01_07.htm
赤水門を渡った先は 「荒川赤水門緑地」 となっており、荒川リバーアートコンテスト特賞を受賞した青野正さん作の 『月を射る』 という、やや奇怪なオブジェが建っている。
赤錆びたこのオブジェをはじめて見る人は、一体なんだろうと思わされるに違いない。
また、この広場の木立の右端には、昭和13年から昭和19年にかけて荒川の土手で行われていた 「全日本草刈選手権」 の記念碑である 「草刈の碑」 もあり、碑文には「農民魂は 先ず草刈から」と記されている。
赤水門から少し先にあり、現在使われている 「岩淵水門(青水門)」 の所にも行ってみた。
赤水門の所まで戻って志茂橋に至る階段を下りると、橋のたもとに ⑦ 荒川治水資料館 amoa(あらかわちすいしりょうかん・志茂5-41-1) がある。
荒川知水資料館は荒川流域の人と情報の交流、また北区における河川公園管理の拠点としてこれらの機能を集結させる形で平成10年3月に開館したものである。
資料館の前には、荒川放水路と旧岩淵水門の完成を記念した 「治水大成碑」や、荒川放水路完成後、水位の異なる中川との船の通航のために建てられた閘門の遺構である 「船堀閘門頭頂部」 が置かれている。
荒川治水資料館
www.ara.go.jp/amoa/index.html
志茂橋を渡って左折し、土手沿いの道をしばらく進むと、志茂小学校の跡地に整備された 「志茂ゆりの木公園 (志茂5-18)」 に至る。
公園と道路を挟んだ右側には ⑧ 熊野神社(志茂4-19-1) がある。
紀州熊野三社権現を勧請した下村(現在の志茂)の鎮守であり、御祭神は伊邪那岐命(いざなぎのみこと)、伊邪那美命(いざなみのみこと)、事解之男命(ことさかのおのみこと)である。
毎年2月7日に行われている白酒祭(オビシャ行事)は、北区の無形民俗文化財に指定されている。
熊野神社(北区志茂)/浮間わいわいネット
www.ukima.info/meisho/kaiwai/kumano/honden.htm
熊野神社の白酒祭/北区の歴史と文化財
www.city.kita.tokyo.jp/misc/history/history/da46.htm
白酒祭(オビシャ行事)/浮間わいわいネット
www.ukima.info/meisho/kaiwai/kumano/sirozake.htm
このコースの最後は、熊野神社から5分ほど先にある ⑨ 西蓮寺(さいれんじ・志茂4-30-4)である。
帰命山阿弥陀院と号する真言宗智山派の寺院で、御本尊は阿弥陀如来坐像である。
西蓮寺(北区志茂)/浮間わいわいネット
www.ukima.info/meisho/kaiwai/seirenji/hondo.htm
木造阿弥陀如来坐像/北区の歴史と文化財
www.city.kita.tokyo.jp/misc/history/history/da44.htm
境内には弘安九年(1286)の年号銘だけのものなど十余基の板碑があり、北区の有形文化財(歴史資料)に指定されている。
また、納骨堂だそうだが、 「寂光堂」 と銘する珍しい建物もあった。
西蓮寺板碑群/北区の歴史と文化財
www.city.kita.tokyo.jp/misc/history/history/da33.htm
西蓮寺からは、さして広くない志茂銀座商店街を南北線の志茂駅まで歩く。
途中、「志茂3-21」の表示がある電柱の所で右折すると北本通りに出るが、右角にあるコンビニの左側に2番の出入口がある。
さて、ここから家に帰るにはJR赤羽駅まで戻らなければならないのだが、志茂駅付近の詳細な地図を持っていなかったので、北本通りの信号を渡って路地に入った所で道を間違えてしまった。
志茂一丁目辺りをうろうろしていたら、幸いにも赤羽岩淵中学校の前に出た。
そこからなら赤羽駅まではさほど遠くないし、いくらか土地勘もあったので、どうにか迷わず到着することができた。
「北区のさんぽみち」の2回目は「赤羽・志茂エリア」で、志茂・熊野神社の白酒祭の日にしようと計画していたのだが、あいにくと2月7日は朝から雨模様のお天気だったので、その日以来断念していた。
ここにきて、先日の火曜日(22日)は晴天で気温も高くなるというし、カミさんも研修会でいないというので、これ幸いとばかりに実行に移したところである。
北区のさんぽみち/赤羽・志茂エリア
www.city.kita.tokyo.jp/misc/kanko/data/c/index.html
赤羽・志茂エリア内観光スポット
www.city.kita.tokyo.jp/misc/kanko/data/c/list.html

まずはJR赤羽駅東口に出て線路沿いに北上、 都道445号線の交差点に至ると、目の前に ① 宝幢院(ほうどういん・赤羽3-4-2) が見える。
宝幢院は医王山東光字と合し、真言宗智山派に属する寺院で、御本尊は薬師如来である。
豊島八十八ヶ所の第45番札所でもあり、弘法大師像や六地蔵が祀られている。


宝憧院(赤羽)/浮間わいわいネット
www.ukima.info/meisho/kaiwai/houdouin/hondou.htm
宝幢院の門前には、江戸時代中期に建てられた岩槻道(日光御成道)の道標があり、北区の有形文化財に指定されている。

宝幢院(ほうどういん)前の道標(みちしるべ)/北区の歴史と文化財
www.city.kita.tokyo.jp/misc/history/history/da219.htm
宝幢院をあとに赤羽岩淵駅方面に進む。
北本通りの赤羽交差点を渡り、右手の大満寺裏手にある ⑫ 正光寺(しょうこうじ・岩淵町32-11) を訪ねる。

正光寺は天王山淵富院と号し、浄土宗本派の寺院であり、御本尊は阿弥陀如来である。
境内には10mほどある聖観世音菩薩の立像が鎮座している。

昭和53年(1978) ホームレスの失火により本堂を焼失、以来33年もの間再建されないまま境内は駐車場と化し荒廃状態だった。
2010年、浄土宗開祖法然上人八百年大遠忌を記念して本堂建立が決まり、2011年7月に完成したとのことだが、境内も整然と整備されていた。
正光寺/浮間わいわいネット
www.ukima.info/meisho/kaiwai/shokoji/kannonzo.htm
正光寺の山門前から路地を抜けて北本通りに出る。
右折して間もなく新荒川大橋が見えてくるが、そのすぐ手前に、23区内唯一の蔵元、「丸眞正宗」で名高い ② 小山酒造(こやましゅぞう・岩淵町26-10) がある。
建物右手の生垣の中に、 「史蹟 岩槻街道岩淵宿問屋場後之碑」 という石柱が建っているが、岩淵宿に関する説明板などは見当たらない。
建物に沿って路地を入ると、 「愛酒報国」 という古びた看板のある工場があった。
現在は、ここで酒造りが行われているらしい。
小山酒造/浮間わいわいネット
www.ukima.info/meisho/kaiwai/shokoji/koyama.htm
路地をさらに進んでいたところ、なんと、 ③ 八雲神社(やくもじんじゃ・岩淵町22-21) の参道正面に出た。
日光御成道の第一の宿場として栄えた岩淵宿の鎮守社であり、御祭神は須佐之男尊(すさのうのみこと)である。

八雲神社/浮間わいわいネット
www.ukima.info/meisho/kaiwai/yakumo/honden.htm
二の鳥居脇に 「岩渕町 町名存続之碑」 があるが、これは、昭和37年5月に「住居表示に関する法律」が公布され、北区も住居表示の変更を進めたが、岩淵一丁目の住民は由緒ある岩渕町の名を守るため町名存続運動を展開した。そのことを記念したものである。

八雲神社/北区の歴史と文化財
www.city.kita.tokyo.jp/misc/history/history/da80.htm
八雲神社の参道を出て右に行くと、すぐに新河岸川に架かる岩淵橋である。
岩淵橋を渡った先に、赤水門を眺めながらバーベキューが楽しめる ④ 荒川岩淵関緑地(あらかわいわぶちぜきりょくち・岩淵町23-45先) がある。

ここにきて、先日の火曜日(22日)は晴天で気温も高くなるというし、カミさんも研修会でいないというので、これ幸いとばかりに実行に移したところである。
北区のさんぽみち/赤羽・志茂エリア
www.city.kita.tokyo.jp/misc/kanko/data/c/index.html
赤羽・志茂エリア内観光スポット
www.city.kita.tokyo.jp/misc/kanko/data/c/list.html

まずはJR赤羽駅東口に出て線路沿いに北上、 都道445号線の交差点に至ると、目の前に ① 宝幢院(ほうどういん・赤羽3-4-2) が見える。
宝幢院は医王山東光字と合し、真言宗智山派に属する寺院で、御本尊は薬師如来である。
豊島八十八ヶ所の第45番札所でもあり、弘法大師像や六地蔵が祀られている。




宝憧院(赤羽)/浮間わいわいネット
www.ukima.info/meisho/kaiwai/houdouin/hondou.htm
宝幢院の門前には、江戸時代中期に建てられた岩槻道(日光御成道)の道標があり、北区の有形文化財に指定されている。


宝幢院(ほうどういん)前の道標(みちしるべ)/北区の歴史と文化財
www.city.kita.tokyo.jp/misc/history/history/da219.htm
宝幢院をあとに赤羽岩淵駅方面に進む。
北本通りの赤羽交差点を渡り、右手の大満寺裏手にある ⑫ 正光寺(しょうこうじ・岩淵町32-11) を訪ねる。


正光寺は天王山淵富院と号し、浄土宗本派の寺院であり、御本尊は阿弥陀如来である。
境内には10mほどある聖観世音菩薩の立像が鎮座している。


昭和53年(1978) ホームレスの失火により本堂を焼失、以来33年もの間再建されないまま境内は駐車場と化し荒廃状態だった。
2010年、浄土宗開祖法然上人八百年大遠忌を記念して本堂建立が決まり、2011年7月に完成したとのことだが、境内も整然と整備されていた。

正光寺/浮間わいわいネット
www.ukima.info/meisho/kaiwai/shokoji/kannonzo.htm
正光寺の山門前から路地を抜けて北本通りに出る。
右折して間もなく新荒川大橋が見えてくるが、そのすぐ手前に、23区内唯一の蔵元、「丸眞正宗」で名高い ② 小山酒造(こやましゅぞう・岩淵町26-10) がある。


建物右手の生垣の中に、 「史蹟 岩槻街道岩淵宿問屋場後之碑」 という石柱が建っているが、岩淵宿に関する説明板などは見当たらない。
建物に沿って路地を入ると、 「愛酒報国」 という古びた看板のある工場があった。
現在は、ここで酒造りが行われているらしい。


小山酒造/浮間わいわいネット
www.ukima.info/meisho/kaiwai/shokoji/koyama.htm
路地をさらに進んでいたところ、なんと、 ③ 八雲神社(やくもじんじゃ・岩淵町22-21) の参道正面に出た。
日光御成道の第一の宿場として栄えた岩淵宿の鎮守社であり、御祭神は須佐之男尊(すさのうのみこと)である。


八雲神社/浮間わいわいネット
www.ukima.info/meisho/kaiwai/yakumo/honden.htm
二の鳥居脇に 「岩渕町 町名存続之碑」 があるが、これは、昭和37年5月に「住居表示に関する法律」が公布され、北区も住居表示の変更を進めたが、岩淵一丁目の住民は由緒ある岩渕町の名を守るため町名存続運動を展開した。そのことを記念したものである。


八雲神社/北区の歴史と文化財
www.city.kita.tokyo.jp/misc/history/history/da80.htm
八雲神社の参道を出て右に行くと、すぐに新河岸川に架かる岩淵橋である。
岩淵橋を渡った先に、赤水門を眺めながらバーベキューが楽しめる ④ 荒川岩淵関緑地(あらかわいわぶちぜきりょくち・岩淵町23-45先) がある。




先発・ホールトンも3回無失点。ボウカー先制2ラン、阿部も4番で初アーチ。
杉内のスライダーに阿部も仰天!3回6K無失点 ― スポーツ報知
◆アジア・スプリング・ベースボール 巨人14―0ハンファ=特別ルール=(23日・那覇)
巨人・杉内俊哉投手(31)が23日、圧巻の6Kで本領を発揮した。ハンファ(韓国)との練習試合に4回から登板。巨人移籍後、初の対外試合は、3イニングを1安打無失点。
スライダーに落差のあるチェンジアップで、毎回の6奪三振。6回1死二塁では、空振りを奪った4球目のスライダーの変化が大きく、打者の右膝付近に直撃する場面も。
背番号18に、いよいよエンジンがかかってきた。
G・ホールトン0封!“裏ローテ”おまかせ ― サンケイスポーツ
4番に待望の一発!阿部 今季初安打は特大2ラン ― スポーツニッポン
第5クール最終日 韓国ハンファに14対0 杉内投手3回0封6奪三振 ― 巨人軍公式サイト
【おとりんの一言】
練習試合とはいえ、14―0と韓国のハンファを寄せ付けず圧勝。
投手陣は、先発のホールトン、二番手の杉内共に3回無失点と仕上がりの早さを見せた。
打線も、ボウカーが先制2ランを含む4打点と好調を持続、4番に座った阿部も待望の初アーチを放つなど、順調な仕上がりを見せている。
ニュースで知るだけだが、各選手がこんなに順調なのには怖いくらいの感じがする。
とにかく、怪我だけはしないように、十分気を付けて開幕に臨んで欲しいところである。
杉内のスライダーに阿部も仰天!3回6K無失点 ― スポーツ報知
◆アジア・スプリング・ベースボール 巨人14―0ハンファ=特別ルール=(23日・那覇)
巨人・杉内俊哉投手(31)が23日、圧巻の6Kで本領を発揮した。ハンファ(韓国)との練習試合に4回から登板。巨人移籍後、初の対外試合は、3イニングを1安打無失点。
スライダーに落差のあるチェンジアップで、毎回の6奪三振。6回1死二塁では、空振りを奪った4球目のスライダーの変化が大きく、打者の右膝付近に直撃する場面も。
背番号18に、いよいよエンジンがかかってきた。
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【おとりんの一言】
練習試合とはいえ、14―0と韓国のハンファを寄せ付けず圧勝。
投手陣は、先発のホールトン、二番手の杉内共に3回無失点と仕上がりの早さを見せた。
打線も、ボウカーが先制2ランを含む4打点と好調を持続、4番に座った阿部も待望の初アーチを放つなど、順調な仕上がりを見せている。
ニュースで知るだけだが、各選手がこんなに順調なのには怖いくらいの感じがする。
とにかく、怪我だけはしないように、十分気を付けて開幕に臨んで欲しいところである。