日本シリーズ開幕、巨人が完封リレーで先勝。長野先制打、村田リベンジ弾、亀井が超美技。

巨人と楽天の対決となった日本シリーズがＫスタ宮城を皮切りにスタートした。
初戦は巨人内海、楽天は則本が先発し、４回まで０－０と１点を争う緊迫したゲームとなった。

則本に１安打と抑えられていた巨人は、５回表、坂本が１ゴロ失策で出塁、続く亀井の２ベースで無死二、三塁のチャンスをつかみ、橋本の２ゴロで坂本は本封されたが、長野のタイムリーで先制点を上げた。
１－０のまま迎えた８回表、二死、それまで則本に２三振を喫していた村田がソロホームラン、２－０となる貴重な追加点を上げた。

内海は６回無失点で降板、７回はマシソンが二死一、二塁とされたが藤田を三振に打ち取った。８回は山口が二死から連打で一、二塁とされたが、松井のあわや同点打かと思われるフェンス上部への大飛球を、亀井がジャンプ一番で好捕、９回は西村に託した。
西村は内野安打とエラーで二死一、三塁と迫られたが、銀次を２ゴロに打ち取り２－０で逃げ切った。

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◆コナミ日本シリーズ２０１３第１戦　楽天０─２巨人（２６日・Ｋスタ宮城）　

巨人が楽天に競り勝ち、２年連続日本一へ好スタートを切った。先発内海が６回６安打ながら無失点に抑え、７回からはマシソン、山口、西村の勝利の方程式で逃げ切り完封リレー。打線は５回１死一、三塁から長野のタイムリーで均衡を破り、８回には村田の右越えソロで加点した。楽天は則本が８回２失点１０奪三振と好投したが、打線が好機を生かせなかった。

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楽天、１２残塁で初戦敗退。則本、８回４安打１０奪三振の力投報われず。

グラブ叩きつけた！楽天・則本、悔し拙守＆拙攻で負けた ― サンケイスポーツ

(日本シリーズ第１戦、楽天０－２巨人、巨人１勝、２６日、Ｋスタ宮城）

手痛い敗戦の中で力投が光った。ルーキー則本が巨人打線から１０奪三振、４安打に抑え込んだ。新人の日本シリーズ２桁奪三振は、２０００年の巨人・高橋尚成（１２個）以来の奮闘だ。

　「フォークの調子がよくて三振を取れた。どうして失点したのか反省して、次に生かしたい」

則本　好投８回４安打２失点１０Ｋも「負けたら一緒」 ― スポーツニッポン