きのうはどんよりとした曇り空が続いていたが、薄(すすき)には青空が似合う。
2年ほど前まではうちにもススキの株があったが、始末が悪いので根こそぎ処分してしまった。
そんなわけでススキを見るには少しばかり先まで出かけないと見られない。
少ない畑の片隅にススキが植わっている所があるが、青空にたなびくススキの穂波を見ていると、なぜかホッとした気分にさせられる。
枯れたススキの穂は「枯れ尾花(おばな)」といわれるが、陽に当たって銀色に輝くススキの穂も、なかなか趣きがある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/c7/87c721c9d020f5ceec3603cb329f5553.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/4b/7905ff642726132228f402f7b557581d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/c4/efeba3ebf21e0b41da433e231c5bc2f5.jpg)
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【薄(すすき)】
・稲(いね)科。
・学名 Miscanthus sinensis(ススキ)
Miscanthus : ススキ属
sinensis : 中国の
Miscanthus(ミスカンサス)はギリシャ語の
「mischos(小花の柄)+ anthos(花)」が語源。
・秋の月見のおそなえとして欠かせないもの。
【中秋の満月】には収穫物と一緒に供えられるが収穫物を
悪霊から守り、翌年の豊作を祈願する意味がある。
・屋根材のほかにも、炭俵用、家畜の飼料用などとしても
よく利用される。
・ススキの「スス」は、葉がまっすぐにすくすく立つことを
表わし、「キ」は芽が萌え出でる意味の「萌(キ)」だと
言われている。
・箱根の仙石原や、奈良の若草山で行われる「山焼き」は、
ススキを野焼きすること。
春先に行う。この野焼きをしないと、ススキの草原には
次第に樹木が侵入し、ススキの原として維持することが
できなくなるので、一年に一度全部焼き払ってススキの
草原を残すようにしている。
・「すすき」は「芒」とも書く。
・別名 「尾花(おばな)」
花穂が獣の尾に似ていることから。
「茅(かや)」。
民家の茅葺き屋根は、この薄などの
茎や葉を用いて葺(ふ)いた屋根。
(出典:「季節の花300」)
===============================================================
【このところ、迷惑コメントが続いているので、コメントも「事前承認制」にしました。
コメントをされても、管理者の承認がなければ記事には反映されません。】
2年ほど前まではうちにもススキの株があったが、始末が悪いので根こそぎ処分してしまった。
そんなわけでススキを見るには少しばかり先まで出かけないと見られない。
少ない畑の片隅にススキが植わっている所があるが、青空にたなびくススキの穂波を見ていると、なぜかホッとした気分にさせられる。
枯れたススキの穂は「枯れ尾花(おばな)」といわれるが、陽に当たって銀色に輝くススキの穂も、なかなか趣きがある。
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【薄(すすき)】
・稲(いね)科。
・学名 Miscanthus sinensis(ススキ)
Miscanthus : ススキ属
sinensis : 中国の
Miscanthus(ミスカンサス)はギリシャ語の
「mischos(小花の柄)+ anthos(花)」が語源。
・秋の月見のおそなえとして欠かせないもの。
【中秋の満月】には収穫物と一緒に供えられるが収穫物を
悪霊から守り、翌年の豊作を祈願する意味がある。
・屋根材のほかにも、炭俵用、家畜の飼料用などとしても
よく利用される。
・ススキの「スス」は、葉がまっすぐにすくすく立つことを
表わし、「キ」は芽が萌え出でる意味の「萌(キ)」だと
言われている。
・箱根の仙石原や、奈良の若草山で行われる「山焼き」は、
ススキを野焼きすること。
春先に行う。この野焼きをしないと、ススキの草原には
次第に樹木が侵入し、ススキの原として維持することが
できなくなるので、一年に一度全部焼き払ってススキの
草原を残すようにしている。
・「すすき」は「芒」とも書く。
・別名 「尾花(おばな)」
花穂が獣の尾に似ていることから。
「茅(かや)」。
民家の茅葺き屋根は、この薄などの
茎や葉を用いて葺(ふ)いた屋根。
(出典:「季節の花300」)
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【このところ、迷惑コメントが続いているので、コメントも「事前承認制」にしました。
コメントをされても、管理者の承認がなければ記事には反映されません。】