板橋区民まつり初日、岩手県の民俗芸能を満喫。

１０月１５、１６日の両日には、恒例の板橋区民まつりが行われたが、初日の１５日には岩手県の民俗芸能である「奥州金津流獅子躍(おどり）」と「川西大念仏剣舞(けんばい)」が来演するというので、楽しみに待っていた。
朝のうちはかなり雨が降っていたが、幸いにして昼前には雨が上がったので、会場である大山の健康長寿医療センター(旧養育院)前のおまつり広場へと急いだ。

初日は全国にその名を知られている区立桜川中学校の吹奏楽部のオープニングパレードで幕を開けた。
開会宣言の後、坂本区長の挨拶、来賓を代表しての小沢奥州市長の挨拶があり、続いて、バグパイプの演奏、高島秋帆鉄砲隊による西洋流火術の演武が行われた。
火縄銃のすさまじい轟音が鳴り響き、白煙が会場に立ちこめ、耳をふさぐ観客も多かった。









岩手県の民俗芸能、最初は奥州市江刺地区に伝わる「奥州金津流獅子躍」であった。
悪霊退散と五穀豊穣を祈る踊りで、独特の衣装に鼓を腹に括り着けた舞手が勇壮、かつ、優雅な踊りを見せてくれた。





もうひとつ、「川西大念仏剣舞」は平泉中尊寺でも演じられ、国の重要無形文化財に指定されているもので、藤原時代に人々を苦しめた亡霊を、一匹の猿が浄土に導いたという言い伝えのある踊りである。
激しさの中にも憂漏らすな要素も垣間見られたが、こうした民俗芸能を間近に見られるのも、板橋区が民俗芸能の伝承に力を入れているなればこそである。





民俗芸能を満喫し、少し買物広場などにも行ってみたが、雨上がりの校庭には水溜まりができていた。
これといって買うような物もないので、都税事務所前の特設ステージに行って、「奥州金津流獅子躍」と「川西大念仏剣舞」を、もう一度一度鑑賞することにした。

おまつり広場に戻った時には、山形県人会による花笠踊りが繰り広げられていた。
フィナーレは１６連が参加する「板橋阿波踊り」であったが、進行が少し遅れていたようで、５時頃には祭提灯の明かりが夕闇に映えていた。
まだ、いくつはの連が残っていたのだが、小雨が落ちてきたのを潮どきに帰路についた。





奥州金津流獅子躍／金津流獅子躍振興会
http://www.shishiodori.com/main.html

川西大念仏剣舞／いわての文化情報大事典
http://www.bunka.pref.iwate.jp/dentou/kyodo/shousai/geinou_006.html

伝えたい！川西大念仏剣舞
http://k-kenbai.cocolog-nifty.com/dennshou/cat5027246/index.html

ドームで胴揚げはさせぬ、巨人の意地、中日を３タテ。ラミレス、４試合連続２３号３ラン、大量１２得

ラミ、４戦連発！！ＣＳも任せたぜ！ ― スポーツ報知

◆巨人１２―４中日（１６日・東京ドーム）

原監督の執念タクトで、５年連続のクライマックスシリーズ（ＣＳ）進出を決めた。４点を先制した直後の４回２死満塁のピンチに、先発の西村からロメロにスイッチ。なりふり構わない采配でピンチをしのぐと、４回にはラミレスが４戦連発となる２３号３ランを放つなど、打線が大爆発。今季最多の１２点で、２年ぶりの中日戦３タテとカードの勝ち越しを決め、落合監督の眼前胴上げを阻止。今季２度目の５連勝で、２位のヤクルトにも１差に迫った。

　強烈なバックスピンのきいた弾丸ライナーが、左翼席に突き刺さった。４回２死一、三塁。ラミレスは初球のスライダーを完ぺきにとらえた。

原巨人ＣＳ決定！先発復帰の小笠原は２安打 ― サンケイスポーツ

ＣＳのライバル・落合竜を３タテ　原監督「意義ある」 ― スポーツニッポン

お待たせ！！小笠原、復活マルチ ― スポーツ報知

打線爆発、今季最多の１２得点でＣＳ出場を決める！ ― 巨人軍公式サイト

田中、堂々完封１９勝目、最多勝当確、沢村賞もほぼ確実。

マー１９勝！最多勝当確！沢村賞へ主要５部門中４冠トップ…楽天 ― スポーツ報知

◆日本ハム０―２楽天（１６日・札幌ドーム）　

マー君の最多勝に当確ランプがともった。楽天・田中が日本ハム打線を相手に５安打無四球の快投を見せ、今季６度目の完封で１９勝目。１８勝の日本ハム・ダルビッシュは先発予定だった１８日の西武戦（西武Ｄ）の登板を回避、ソフトバンク・ホールトンは残り１試合の登板予定しかなく、初の栄冠を手中に収めた。防御率、勝率、完封数とともに投手５冠のうち４部門でトップをキープ。開幕前から公言していた沢村賞へも、大きく近づいた。

　太い首に筋と血管が浮き出た。最多勝へ向け、最大のピンチを乗り切った田中は叫んだ。「周りの方々からタイトルのことを言われるのが多かったので、意識は大きくなっていた。

マー君、パ歴代２位！防御率１・２７ ― サンケイスポーツ

マー君完封１９勝目　沢村賞含む“投手７冠”確実に ― スポーツニッポン

ラミレス、３戦連発の先制２２号、高橋(由)も１５号。ゴンザレス、７回１安打無失点の好投。

ラミ３戦連発！連夜の竜倒で胴上げ阻止 ― スポーツ報知

◆巨人４―１中日（１６日・東京ドーム）　

　巨人が２日連続で宿敵・中日の胴上げを阻止、４連勝でＣＳ進出マジックを１とした。４回にラミレスの３戦連発となる２２号ソロで先制すると、５回には高橋由の１５号ソロ。先発のゴンザレスは９日に続き、中日打線を７回１安打無失点に封じた。５連敗で止めた２位・ヤクルトとのゲーム差は「１・５」のまま。残りは１６日の中日戦、２２日の横浜戦とホームで２試合。東京Ｄに駆けつけるＧ党は全勝を信じている。

　イメージしていなかった球がきた。両軍無得点の４回２死。ラミレスは１ボール２ストライクと追い込まれていた。左腕のチェンが選んだ決め球はチェンジアップ。「高く浮いてきたし、甘いコースだった。（チェンジアップは）全く予想していなかったよ。でも、ストライクだったからね」。

巨人ＣＳ王手！ラミ＆由伸弾で胴上げ阻止 ― サンケイスポーツ

ラミレス＆由伸　胴上げ阻止＆ＣＳ王手弾！ ― スポーツニッポン

ゴンザレス七回１安打無失点で、今日も胴上げを阻止 ― 巨人軍公式サイト

楽天の５位が決定。先発・井坂、ずるずる６回５失点ＫＯ。

仙さん、井坂にため息「期待したんだけどな」― サンケイスポーツ

(西武６－３楽天、１５日、西武ドーム）

既に４位以下が決まっていた楽天は５位が確定した。クライマックスシリーズ（ＣＳ）進出を目指す西武に勢いの差を見せつけられて逆転負けを喫した。

　就任１年目の星野監督の下、巻き返しを誓ったシーズンだった。９月上旬まではＣＳ進出を激しく争ったが勝負どころで失速した。田中以外に頼りになる投手がおらず、攻撃陣の援護も乏しかった。

楽天５位決定…珍し!?星野監督　初出場・西田に「かわいそう」― スポーツニッポン

巨人３連勝、沢村、無四球完投で１１勝目。長野、同点１６号、ラミレス、ダメ押し２１号。

沢村、胴上げ阻止の完投１１勝！ＣＳでも竜斬りだ！！ ― スポーツ報知

◆巨人７―２中日（１４日・東京ドーム）　

　沢村が中日の胴上げを阻止した。巨人は０―１の初回に長野の１６号ソロで同点。２回には高橋由と藤村の連続適時打など６安打を集中し、５点を奪った。沢村は２失点完投で１１勝目。チームに３連勝と今季最多の貯金６をもたらした。これで２位・ヤクルトとは１・５ゲーム差。クライマックスシリーズ（ＣＳ）の東京ドーム開催が、はっきりと見えてきた。中日は連勝が５でストップ。ヤクルトが敗れたため、優勝マジックは１となった。

　勝利投手の笑顔はなかった。２点目を取られたことが、沢村には悔しかった。１失点で迎えた９回１死。森野に自身１１試合ぶりの被弾となる一発を浴びると、マウンドで下を向いた。

巨人３連勝で２位も視野、原監督に満足感 ― サンケイスポーツ

長野同点弾も大野を警戒　ラミも「いい経験になる」 ― スポーツニッポン

巨人が意地の勝利　澤村は１１勝目 ― 巨人軍公式サイト

柴又八幡神社の神獅子舞

９日の日曜日、葛飾区の柴又八幡神社に伝わる神獅子舞を見に行ってきた。
連休の中日とあって、柴又駅前は帝釈天に向かう観光客でごった返しており、駅前にある「寅さん」像の
前では、記念写真を撮る人達が引きも切らずといった按配であった。

柴又八幡神社は帝釈天とは反対側で、踏切を渡ってすぐの所にあった。
こちらも例大祭なので提灯が飾られ、露店もでており、けっこう人出は多かった。



柴又八幡神社｜葛飾区柴又の神社、旧柴又村鎮守／猫のあしあと
http://www.tesshow.jp/katsushika/shrine_shibamata_hachiman.shtml


神獅子舞というのは、一人立ち三頭仕立ての、いわゆる三匹獅子舞なのだが、やはり「所変われば品変わる」という通り、他とはかなりの違いがみられた。
そのことについては、葛飾区教育委員会の説明板に詳しく書かれているので、以下を参照されたい。

=====================================================================================

葛飾区指定民俗文化財「柴又八幡神社の神獅子」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　所　在　地　葛飾区柴又三丁目30番24号
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　指定年月日　昭和53年(1978) 2月13日

　昔から疫病除けの信仰と結び付いている神獅子の神事です。
　神八幡神社由来は定かではありませんが、三体の獅子頭は柴又村の名主斎藤家の家宝として代々秘蔵とされていました、ところが獅子が夜な夜な抜け出して、同家の米蔵で米を食い荒らすため、主人は怒って獅子頭を江戸川に投げ捨てました。しかし不思議なことに獅子頭は急流をさかのぼり土手にあがってきたので、村人たちは大変驚き獅子頭を八幡神社に奉納したと伝えられています。
　獅子舞の演目は「御前舞(ごぜんすい)」「花がかり」など全部で九つになります。
　都内の他の獅子舞の演目とくらべて「御前舞」のように他ではみられないものがあり、また猿の介添、花笠の万灯持ち、ささらをすらないこと、庭が板敷であることなど他とは系統を異にする獅子舞として注目に値します。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　葛飾区教育委員会
==================================================================================


神獅子舞は朝１１時から夜の８時頃まで演じられるということだが、全９場ある中で、「献饌の舞」・「飛び活鼓」・「笹がかり」の三場を見て帰ってきた。

１１時に鳥居の外からの「道行き」が始まった。
一行は尻尾を着け猿のお面をかぶった猿田彦に先導され、拝殿の周りを三回まわった後、また鳥居の方に戻って行った。
この間に拝殿では神事が行われているようだったが、それから１時間ほどは庭(舞台)では何も行われず、１時間ほど待ちぼうけになってしまった。
　




１２時過ぎになって、ようやく庭での舞が始まった。
神獅子舞では囃子舞台の葛西囃子が始まりと終わりの合図なっており、最初は「献饌の舞」で、舞手は小・中学生くらいの感じであった。
獅子は大獅子・中獅子・子獅子という構成になっているが、獅子頭も衣装も同じようなものなので、角の形で区別するしかないようだ。



かなり長い舞であったが、囃子方から随所で「やー」とか「それっ」とかの掛け声がかかるのも変わっていた。
また、板敷きの板を獅子が踏みならす場面もあった。



３０分ほどしてから、舞手が交代しての「飛び活鼓」という舞になった。
ここの獅子舞では、演目ごとに舞手が交代することになっているが、都合２７人の舞手がいることになる。
都市化の激しい時にあって、これはとても素晴らしいことであり、保存会の努力が大きいことを物語っているのではないかと思った。





三番目の演目は「笹がかり」というもので、横にした笹竹を挟んで、獅子たちが相手の様子を窺いながら踊るものである。
大獅子が笹竹を大きく揺さぶる場面もあるが、最後には三匹が仲良く踊るという筋書きになっている。
もう少し見たいという気持ちもあったのだが、金町線の本数が少ないような感じだったので、早めにお暇してきた。

ラミレス、先制２０号。高橋(由)、代打逆転サヨナラ３ラン。中４日の内海、延長１０回１４７球完投勝利。

連夜のサヨナラ！今度は由伸だ！代打３ランで虎にサヨナラ！ ― スポーツ報知

◆巨人４ｘ―１阪神＝延長１０回＝（１２日・東京ドーム）

巨人が５年ぶりの２試合連続サヨナラ勝ちを収め、クライマックスシリーズ（ＣＳ）進出へ大きく前進した。１―１の延長１０回２死一、二塁で代打・高橋由がプロ１４年目で初の代打サヨナラ３ラン。１０回１失点で１４７球を投げきった先発・内海がハーラートップの１７勝目をマーク。４位・阪神の自力ＣＳ進出の可能性を消滅させ、首位・中日に敗れた２位・ヤクルトに３ゲーム差と迫った。さあ残り４試合。勝ち続けようじゃないか。

　感情を抑えきれなかった。三塁を回った高橋由は、右手を挙げてガッツポーズを作った。本塁で待つナインの元に、両手を広げて満面の笑みで飛び込んだ。輪がとけた後、内海と抱き合った。

連夜サヨナラ！巨人・由伸ＣＳ“当確”弾 ― サンケイスポーツ

魂の中４日！内海１４７球！１０回完投１７勝「２冠取りたい」― スポーツ報知

高橋由が劇的弾　２試合連続サヨナラ勝ち ― 巨人軍公式サイト

藤村、藤川から殊勲のサヨナラ打。頼りになる４番・阿部、２９号先制弾＆同点打。

藤村、球児撃ち！初サヨナラ打「信じられないです」 ― スポーツ報知

◆巨人４ｘ―３阪神（１１日・東京ドーム）

　巨人がサヨナラ勝ちで４位・阪神とのゲーム差を３に広げ、クライマックスシリーズ（ＣＳ）進出へ一歩前進した。３―３の９回１死二塁で藤村が、代わったばかりの藤川から左中間へ二塁打を放って試合を決めた。２回に阿部の１９号ソロで先行しながら逆転され、しぶとく加点して２度、追いついた。２位のヤクルトには４ゲーム差。残り５試合、全部勝つ。

　軸足の左足に体重を残して、バットを振り切った。藤村は一塁ベンチのナインに右手を掲げて走り出した。ライナーが左中間を破った。大歓声の中、一塁を回った。駆け寄ってきたナインに身を委ねた。

藤村、サヨナラ打！巨人ＣＳ争い虎に３差！ ― サンケイスポーツ

原監督　藤村のサヨナラ打よりも前の打席を評価「地に足が着いている」 ― スポーツニッポン

阿部、先制弾＆同点打！３安打！１１試合連続安打で３割目前 ― スポーツ報知

阿部の１９号ソロ、藤村のサヨナラヒットで接戦を制す ― 巨人軍公式サイト

大事な試合なのに、５投手で６失点の体たらく。逆転負けで阪神と２差、ＣＳ出場もピンチに。

原監督、初の２年連続Ｖ逸…ＣＳ逆襲へ「まだまだ戦いは残っている」 ― スポーツ報知

◆巨人３─６阪神（１０日・東京ドーム）

　巨人の２年連続Ｖ逸が決まった。先発・西村が５回まで無安打も、１点リードの６回に２点を失って逆転を許した。打線も天敵・能見に６回５安打１点に封じられると、救援陣が失点を重ねて万事休す。残り６試合は、クライマックスシリーズ（ＣＳ）から逆転日本一を目指す戦いとなる。原監督も「まだまだ戦いは残っている。全力で戦うことに変わりはない」と断言。本拠地・東京ＤでＣＳ第１ステージを開催できる２位を奪いにいく。

　敗戦を見届けた原監督は、足早に会見場に向かった。１３８試合目でついにペナントレース優勝がなくなった。

巨人のＶ完全消滅…阪神とも２差で尻に火 ― サンケイスポーツ

原監督無念…２年連続Ｖ逸どころかＣＳ出場もピンチ ― スポーツニッポン

逆転負けでリーグ優勝の可能性消える ― 巨人軍公式サイト