じいじのひとりごと

高齢者の悲哀と愚痴を綴っています
唯一の相棒、mシュナウザーのベルが残り人生を伴走してくれます

一進一退

2008年07月12日 | 急性骨髄性白血病

妻の病状、一時光明が見えたが、その後骨髄抑制と吐き気の副作用で、苦しんでいる。

白血球は200台まで落ち、Hbも血小板もいよいよ低下し、微熱が続くようになった。

食欲もなくなり、何か食べたいものがあれば買ってくるといっても、何も欲しくないし食べられないと言う。この一週間何も口にできていない。点滴のみである。

肩が凝るというので揉んでやった。足を擦ってやった。毎日のテニスで鍛えていた腕もふくらはぎも、筋肉が落ちてぽよぽよになっていて、涙が出た。

それでも気丈さは変わらない。「あなたが泣いてどうするのよ、大丈夫だからしっかりしてよ・・・」

と叱咤激励される始末である。厳しい・・・

・・・

午後8時、病院を後にする。振り返るとかすんだ月が出ていた。

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コメント (2)
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