じいじのひとりごと

高齢者の悲哀と愚痴を綴っています
唯一の相棒、mシュナウザーのベルが残り人生を伴走してくれます

久し振りの外出

2008年07月22日 | 急性骨髄性白血病

今日はいつになく気分が良いと言うので、予定していたマルクを明日に延期してもらって外出した。

妻の希望もあり、このところ主治医も看護士さんも外出を勧めてくれている。

病院を出たのは入院以来、実に3ヶ月ぶりである。

事前に吐き気止めの点滴をしてもらった。

マスクをして車椅子での移動、暑さの中タクシーへ乗り込むまでの数mが堪えた。

窓際の隅の席を予約をして、駅の近くのホテルの19階にあるフランス料理店に行く。

久し振りに見る街の人波、新幹線の往来や夕景に、妻の目も生気に輝いているように見えた。

このところ殆んど口からの食事が出来ていなかったのだから、気分転換と雰囲気だけ味わうつもりだったが、「ああ美味しい、後で吐いてもいいわ・・・」といって少しずつながら食べていた。

帰りのタクシーに乗ると、「疲れたわ」と私の膝枕で横になっていた。

0807221 0807222

コメント
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