あても無い旅でのんびり行ったはずが、やはり今日は疲れて休養日。
それでも温かい日和だったので、洗濯をし 布団を干し、部屋を掃除する。
食事の手配もそう、自分がやらなければ事は運ばない、誰もやってはくれない。
私ががんになった時、妻は
「私が付いている限り 何も心配することはないからね、
がんだって怖がることはないよ。
ちゃんと看取ってあげる、私は1人になってもやっていけるから」
そう言われて心強かった。
安心して大船に乗った気分でやってこられたものである。
全く逆になってしまった。取り返しがつくはずもない、運命である。
1人暮らし・・・やはり男が先に逝くのが常道、お互いそれが良いのだとつくづく思う。
いや、泣き言は言うまい・・・
忘れず娘からの生花が届いた。
妻の友人からも届いた、いまだに気にかけてくれている。
明日は月命日である。半年が過ぎた。
ラヴとの散歩コース、桜が色づき散っていく。