経済にははなはだ疎い。
ましてファイナンス、株といったことには縁がないのだけれど、
不思議に思うのは日本では円安に連動して株価が上がるのはなぜなんだろう。
確かに円安は自動車など輸出関連企業にとってウハウハ・・
一部上場企業と言えば一応大企業または中堅企業で輸出に依存している部分が大きいから。
それがやがて津々浦々まで浸透し景気回復、国民生活は豊かになるって・・・?
メディアやエコノミストは「アベノミクス」をもてはやして“好景気”を吹聴?している。
果たしてそうなるのでしょうか。
でもね、素人考えでも円安と言えば自国通貨の価値が落ちるということでしょう。
現にアメリカは景気が良くなるとドルは上がっているじゃないですか。
普通は自国通貨の価値が上がる方が良いに決まっている。
国の経済力指標みたいなものでしょう。
アルゼンチンやブラジルなど通貨価値が下がって四苦八苦しているっていうし・・・
日本は政府日銀が異次元の金融緩和と称して国債、日銀券を大量発行し、円安誘導というのをやってきた。インフレターゲットとかで物価高も狙ってきた。
確かにそれで輸出企業は息を吹き返し景気回復の足掛かりにはなったのでしょう。
しかし、いいことばかりじゃないはず。表があれば裏がある。
輸入品は軒並み値上がりして、ガソリンをはじめ物価上昇が止まらない。
賃上げに浴さない多くの庶民や、年金生活者には物価高だけが降りかかってくる仕組み。
つまりよくよく考えると、円安って庶民から吸い取られた金が回りまわって大企業や投資家に流れ込んでいるってことではないの・・・?。
そうした一部の人たちだけが潤い、多くの庶民は泣く・・・・、
経済格差は広がるばかりってこと。
円安株高、、誰が喜んでいるのでしょうね。
ラヴはモデル犬、でもじっとしているのは退屈みたいだね。