病気持ちの負け惜しみではないが、80、90歳までの長生きは望まない。
どちらかというと物事を気にしないで楽天的に生きてきて、それでつつがなく幸せだったのだから、これからも出来れば人に迷惑を掛けないで、また老い先の心配などしないで早めに幕引きが出来れば自他共にそれがよかろう。
平均的にも余暇時間を本当に楽しめるのはせいぜい60歳代までで、その後は大抵の場合はどこか不都合が出てきて、旅行も読書も、そのほかの楽しみも、今までのようにおいそれとは行かなくなる。
妻を失い、70歳を過ぎて体力も意欲も目に見えて衰えてきたのを実感する。
寝たきりの病身ともなれば、家族や周囲の人たちへの負担は重く、その大変さは聞くに暇が無い。認知症ともなると本人は良かろうが、周りは更に悲惨であろう。
年金財政も国家財政も火の車、自転車操業のように思える。
そうしたことや、経済格差などが漠然と若い人の将来不安、社会不安となっている。
その原因と言われるのが少子化と高齢者人口の爆発的な増加である。
少子化は将来不安から来るものだろうから、老齢人口増こそが諸悪の根源とも言われる。
生活保護世帯の大幅増の大部分は高齢者の増加によるものだとも。
高齢化、長生きは社会にとっても、政治にとってもお荷物、疎まれるばかりですね。
かといって、こればかりは予定が立たない、望み通りとはいかないね。
何だかネガティヴな内容になりました。
散歩も寒い寒い
ドウダンツツジ