唐突に外国人労働者の受け入れを一気に増やす法案が出された。
田舎のこの街でも、数年前から若い女性の一団を普通によく見かけます。
朝早く、夜はほぼ決まって21時過ぎに団体で大声で話しながら通り過ぎて行きます。
低賃金長時間労働らしきことが想像されます。
元々は専門職種のみで始まった外国人労働者が、実質は技能実習生という名目で
またアルバイトという形で単純労働も含めて既に相当な人数が働いているようです。
更に労働力不足で、今度は職種も人数も大幅に拡大していくらしい。
これって、労働者派遣法に良く似ていませんか。
およそ30年前(1986)に施行されて、一気に拡大の一途を辿った。
企業側の要請で作られた制度で、人件費や福利厚生費用の削減などメリットは大きかった。
これも制定当初は特定技能職に限られていたが、現在はほぼ限定を外されて来ている。
今では非正規社員の割合が労働者の40%に及ぶと言われています。
勿論、パートなど働く方の都合によるものもあろうけど。
制度は何度か改正されながらも、企業側に都合よく利用されてきた歴史がある。
今回の外国人労働者受け入れ法も、やっぱり企業の要請で作られる法律でしょう。
今は受け入れざるをえないほとに人手不足が深刻なのかもしれません。
でも、一旦取り入れたら派遣法と同様、堰を切ったように広がる恐れはないか。
これによって、国内労働者の職や賃金に影響が及ぶことにならないだろうか。
勿論私は差別主義者ではないし、外国人受け入れも反対ではないが、
そこは無秩序無制限になり差別や分断を生んでいくことなってはならないと思う。
人口減少による労働力不足は一時的、
そのうちに大部分の労働をAIロボットが取って代わるとも言われ、
意外に早くそんな時代が来るかもしれない。
その時代に余剰労働者が出ることになっても取り返しがつかない。
勿論制度の内容はまだ分からないし、
高齢者の口出しすべき問題でもなく、単純勝手な個人的感想にすぎません。
悪しからず
ドライフラワーのようになったアジサイ
週末は嗜好と栄養補給に 今夜はスキヤキ