じいじのひとりごと

高齢者の悲哀と愚痴を綴っています
唯一の相棒、mシュナウザーのベルが残り人生を伴走してくれます

哀愁

2018年11月16日 | 日々のこと

秋が深まって来ると、何故か人恋しく、思い出してしまうのです。

間もなく10年が来ようとしているが、何時まで経っても残念で悔いが残る。

今では、60歳過ぎの女性を見るといかにも若い・・・

 

余命一年と宣告された、言われた通り一年でしたが・・・・

入院直前まで海外旅行も出来ていたのに

 

入院と共に強烈な抗がん剤治療を開始すると、たちまち最悪事態に陥った。

何度かの骨髄穿刺、中心静脈カテからの採血輸血、抗がん剤注

あれほど元気で気丈な人が、半年で歩くこともままならない体力に陥ってしまった。

無理もない、白血球ゼロ、免疫ガタ落ち、酷い肺炎、口内炎、そして鬱・・・・

 

同じ一年でも、あの過酷な抗がん剤治療をしなければ、

前半年はもっと元気でいられた筈だと、そのことである・・・

もっとやりたいことも好きな旅行なども出来ていたのではないか、、

 

本人の強い意志で治療に踏み切ったのだから、、、と納得してきた。

それにしてもと、悔やまれるのです。

吹っ切れたつもりが・・・秋はそんな思いもこみあげてくるのです。

恥ずかしながら今でも思慕がつのります。

何時までも若い姿のままですね(笑

コメント (18)
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