秋が深まって来ると、何故か人恋しく、思い出してしまうのです。
間もなく10年が来ようとしているが、何時まで経っても残念で悔いが残る。
今では、60歳過ぎの女性を見るといかにも若い・・・
余命一年と宣告された、言われた通り一年でしたが・・・・
入院直前まで海外旅行も出来ていたのに
入院と共に強烈な抗がん剤治療を開始すると、たちまち最悪事態に陥った。
何度かの骨髄穿刺、中心静脈カテからの採血輸血、抗がん剤注
あれほど元気で気丈な人が、半年で歩くこともままならない体力に陥ってしまった。
無理もない、白血球ゼロ、免疫ガタ落ち、酷い肺炎、口内炎、そして鬱・・・・
同じ一年でも、あの過酷な抗がん剤治療をしなければ、
前半年はもっと元気でいられた筈だと、そのことである・・・
もっとやりたいことも好きな旅行なども出来ていたのではないか、、
本人の強い意志で治療に踏み切ったのだから、、、と納得してきた。
それにしてもと、悔やまれるのです。
吹っ切れたつもりが・・・秋はそんな思いもこみあげてくるのです。
恥ずかしながら今でも思慕がつのります。
何時までも若い姿のままですね(笑