じいじのひとりごと

高齢者の悲哀と愚痴を綴っています
唯一の相棒、mシュナウザーのベルが残り人生を伴走してくれます

創作ロマン

2019年03月17日 | 日々のこと

松山市は明治、日露戦争当時は人口3万人ほどの街でした。

そこへ、ロシア人俘虜6000人を受け入れ、拘束することなく自由に生活させていて、

住民とも交流があったそうだ。

 

平成22年、松山城二之丸の井戸跡から発見されたロシアのコインにロシア人と

日本人女性の名前が刻まれていることがわかって、

当時ちょっとしたニュースになっていたのを覚えている。

(このコインは隣の坂の上の雲ミュージアムに展示されているそうです)

 

実在したロシア兵と病院でその看護をしていた看護師であったことから、

2人のロマンスへと想像が膨らんだのも無理はない。

数年前に「誓いのコイン」と題して坊ちゃん劇場で公演され人気を博し、

ロシア公演もあったようです。

今度は「ソローキンの見た桜」として映画化され、3月から公開されるらしい。

 

一枚のコイン(10ルーブル金貨)の発見から、

脚本家は途方もなく創作を加え、感動物語を作っていくものですね。

でも、これは観てみたい作品の1つですね。

 

四国には他にも鳴門市に第一次大戦時のドイツ人捕虜収容所もあって、

こちらも自由な交流など丁重にもてなしていたようです。

日本最初の第九演奏はここから始まった、と言うのも有名な話。

 

どちらも異国で没した人たちの墓地を今も丁寧に手入れ続けているそうですね。

四国遍路のお接待の心が根付いているがゆえともいわれます。

 

 

きょうも季節の花

紅馬酔木

変わりだね馬酔木

 

ユキヤナギ

コメント (9)
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