一期一会の日々

日々のあれこれ

全国絶景低山100~奥武蔵・いざ丸山へ!のはずが…

2022-12-04 08:34:40 | スポーツ

各々が日向山からの風景や落ち葉を楽しんで
12時半丸山へと向かって歩き始める。
山の花道を歩いているのかな。
右下に駐車場を見やりながら目印にと思っていた
朝おにぎりを道の駅で購入した木の子茶屋を見ることもなく車道に出る。

15分ほど車道を登り、また山道へ。
鳥居前(多分山の神)を通り過ぎ、芦ヶ久保分岐着12:55。
石標の4面にある「正面 本村内道」
「左 横瀬村ヲ經て秩父町ニ至ル」などを見ながら、
大正○年(失念😢)の文字から100年近くここに佇んでいるこの石標が
これまで見てきた人の往来を思うと何か込み上げてくるものがあった。
  この時、実はここが日向山分岐だと思ってた…。
ジグザグ道の上りは高い高い杉林に囲まれて鬱蒼としている。
もしももしも、これがソロだったら怖くて引き返しちゃう。
天気はどんどんよくなっているはずなのに
昼間なのにぼんやり暗くてよく見えない。
3人が3人とも同じ状況で気分が重くなる。
何度となく、もう引き返そうかと口に出しては、
そのうち明るい幅の広い尾根道に出るからと励まされ進む。
やっとやっと開けたところへ。
ここが本物の日向山分岐、13:25着。

ここではたと気づく。
こっちの地図には分岐から県民の森まで1時間、別の地図は30分。
30分の方で見ていたものだから、1時間となると話が違ってくる。
既にコースタイムから遅れ遅れの歩み。
どれを見てもここからが急登の始まりで、1時間が正しい。
日の入りはGPSウォッチによると16時半。
丸山からの下山にはどこのコースをとっても
2時間はみましょうとあったはず。
 もう丸山断念した方がいいのでは…。
でももう少しだけ、この開けた道を行ってみよう!となる。

ここからは緩急の登山道とあったが
あっという間に、そびえかえる急の道。
とりあえず登る、緊張しながら登る、
ここを引き返せるのか不安になりながら登る。
登り切ってほっとしたところに下山の男性二人組。
ここからの道のりを恐る恐る伺うと、
う~ん1時間ぐらい?と我々の様子を見ながら言葉を選び選び…
展望台があって見晴らしがいいですよとも。
このポイントの標高は766m。
何故かどの地図にも載っている766m地点。
県民の森910m、丸山960m、まだまだ登る。それも緩急。
ここから1時間半かけて丸山に立てたとして早くて15時半。
そして2時間以上かけて日没を迎えながら下ることになる。
ヘッドライトは持っているよ、でもね…
 戻ろっか…。