なんでカラオケの話になったんだっけな?
食い道楽だから、美味しいものは食べたいけれど、
暫く歌ってないから音程は外れそう。
で、歌う歌わないは別として、
しっかりとした創作イタリアンが食べられて
銀色の虎がいるお店があるんだよ、という言葉に
好奇心が抑えられず、行ってきました。
「
VT ~Vioret Tiger~」
JR恵比寿駅西口のサンマルクカフェの横から渋谷方向に進んだ左側。
このE=mc2(二乗)の物理の公式が書いてあるビルの地下にあります。
地下1Fはパーティもできるスペースで、
銀色の虎の後ろには
バーカウンターもあり、地下2Fは
プライベート感満載の個室になっています。
人数や目的に合わせてお部屋のタイプがあるようで、
お部屋の中は大きなカラオケディスプレイも用意されています。
この日、友人の計らいにより、「イベリコ豚のグリルコース(5500円)」を予約。
一品は別メニューに差し替えてもらいました。
乾杯は「生搾りグレープフルーツサワー」
グレープフルーツを絞った証拠に種もある、そんなグレープフルーツサワーですが
このフルーツ感が美味しくて、この日は生搾り系のみを飲んでいました。
「本日のプチスープ」
この日はジャガイモのスープ。
濃すぎずいい味がでていて、これからのお料理に期待が高まります。
「旬の生牡蠣 -三種類のソースで-」

(写真は2人前)
どちら産の生牡蠣か聞くのを忘れました。
1つの牡蠣を2つに切ってあるのでとても食べやすいです。
ソースはわさび醤油・チリソース・赤ワインビネガーのソースの3種類。
私はレモンを絞り、わさび醤油でいただきました。
「岩中豚のリエット」

(写真は2人前)
しっかりとしたリエットはSPF豚としても有名な岩中豚。
軽くトーストされたバゲットに載せていただきました。
ハモンセラーノのスライス「生ハムの原木」

(写真は2人前)
あの足一本分の生ハム(原木)から削るようにスライスされたハモンセラーノは
スライスしたてでお酒がすすみます。
ここでドリンクチェンジ。
「生搾りキウイサワー」
キウイのフレッシュな風味が爽やかです。
「小海老とアボカドのサラダ -オリジナルドレッシング-」

(写真は2人前)
ドレッシングが自家製とのこと。
思っているよりもずっと具だくさんで、しっかり炒めたベーコンの風味が
炒めたタマネギなどに移っています。そこにはちみつやシェリービネガーなどを使っているので
味的には酸味は少な目で柔らかい風味です。
あまりの具だくさんさに、ボトルから出すのにちょっと苦労するほど。
でも、具の海老にも、アボカドなどにも合う味でした。
「ズッキーニのファルシー -ゴルゴンゾーラのモルネーソース-」

(写真は2人前)
モルネーソースはベシャメルソースにブイヨンを加えて煮詰めたものに
すりおろしたチーズを入れ、チーズがとけたらバターを加えたものとのこと。
ズッキーニの上に載せてあるタネにはしっかり目に味が付いていました。
ズッキーニと上のタネと別々ではなく、
ファルシー全体にモルネーソースを合わせるのが一番合っていました。
「ふわとろチーズフォンデュ(バジル)」

(写真は2人前)
こちら、コース外のお料理です。
ソースの味はバジル・トリュフ・オリーブカプナード・トマト風味の4種類あるそうなのですが、
今回はバジルを選択。
写真は2人分で、ソースは下から温めていただくのですが、
チーズたっぷりのフォンデュソースの上に
生クリームとクリームチーズを合わせてムースのようにしたものが入っています。
温めていくと、ムースの中の空気が膨らみ、
ソースが縁すれすれまで上がってきて湯気も出てくるので、
そこに食材を入れて絡めます。
2種類の濃度のソースを混ぜるように下からすくってたっぷり絡めていただきました。
「イベリコ豚のグリル -薬味三点でバリエーション豊かに-」

(写真は2人前)
3種類の薬味とは、黒胡椒・柚子胡椒・粒マスタード。
脂が甘いイベリコ豚のグリルは、
個人的には黒胡椒でさっぱりといただくのがあっているかなと思いました。
「魚沼産コシヒカリ100%で炊いた黒トリュフの土鍋ごはん 椀」

(写真は2人前)
ドーム型のタジン鍋が登場。
蓋を開けるとむせかえるようなトリュフの香りがします。
しっかり蒸らされて炊きあがった土鍋ごはんは
コシヒカリ独特の柔らかめのご飯。
芯までしっかり味が染みていて、美味しいです。
「本日の瞬間シャーベット -Chef’s Selection-」
この日はヨーグルトシャーベット。
こちらは液体窒素を使ってスタッフさんが目の前で作ってくださるんですよ。
ビックリです。
液体窒素をヨーグルトの入ったボウルに入れると
モクモクとした煙が上がります。
この瞬間が一番盛り上がったんじゃないかしら。
冷やしながら混ぜて出来上がったヨーグルトシャーベットを
一人分ずつ盛り付けてくださいます。
ヨーグルトのさっぱりとした風味が
口の中もさっぱりと...。
液体窒素をわざわざ用意しているところがすごいなぁ、なんて。
結局誰も歌わず~ではあったんですが、
カラオケもできるほど防音が効いているお部屋なので
それこそ話もめっちゃ盛り上がり、楽しいひとときを過ごせました。
もしかして、カラオケ好きのお友達と行ったら
お料理そっちのけで歌って楽しめるかな?
でも、やっぱり創作イタリアンも捨てがたいよね。
美味しいものも食べたくて、でも歌いたい、そんな欲張りな人にピッタリな隠れ家的お店かも。
VT ~violet Tiger~
TEL:03-5457-3080
東京都渋谷区恵比寿西1-13-3 ROOB6 B1F
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