宇部市ピアノ教室ブログ♪Grazioso(グラツィオーソ)

ピアノレッスンやイベントの様子、講師が勉強していること、おすそ分けしたい感動体験等、自由に綴っています。

ピアノステップ

2018-03-11 | 発表会・コンクール
昨日は下関でピアノステップがあり
生徒さんたちが参加させていただきました。



ピアノステップ~アドバイス付の発表会のような感じです。
今回は3人の先生方から
一人一人に講評をいただきました。

ステージ演奏も回を重ねると「普段の自分」が出てきますね。
ペダルの使い方を含め、ホール独特の音の響き方を経験する良い機会でした。

「ピアノを弾く手を育てていくこと」と同じくらい
「聴く耳を作っていくこと」は大切ですね。

「風のホール」、
こじんまりとした素敵なホールでした。

アドバイザーの先生方、
ふくふくステーションの先生方、
お世話になりありがとうございました。
聴きに来てくださったおうちのみなさん、お疲れ様でした。

ベーゼン弾こう会

2018-02-25 | 演奏
大阪のベーゼンドルファーのスタジオをお借りして、
学生時代の友達と三人で弾き合い会をしました。



実は、私はベーゼンドルファー初めてで…。
前の日からなんだかそわそわドキドキ。

音の立ちあがりが個性的で
最初はあわてましたが、
中音域の伸びと低音の重厚感はやはり圧倒的。



それぞれソロを聴き合ったり、
一緒に初見連弾に挑戦したり
あっという間の楽しい二時間でした。


救世主

2018-02-15 | 日々の暮らし
本当に長く寒い今年の冬ですが、
今日は久しぶりにちょっと暖かい雨模様。

暮れから今まで、生徒さんが順番にインフルエンザ。(ほぼ全員)
こんな年は初めてです💦💦
しっかり休養、栄養をとって休んでくださいね。

さてこちらは毎年のことですが
指先のひび割れ。
爪の角のところ、ほんのちょっとなんですが
これがピアノ弾くと結構痛い…

で、救世主の出番です。



パイロール、という塗り薬
結婚したときに義母に教えてもらいました。
よく効きます。
(なんとアメリカでは軍隊で使われてたらしいです)



バンドエイドもこんな小さいサイズのがあって
寝る前にこのコンビでケアして寝ると
朝、ちゃんとひっついてます😊

この季節、心強い味方です。



宇宙遊泳

2018-02-13 | わくわく
平昌オリンピック、始まりましたね。

最近の冬季オリンピックは、演技系の競技が増えてきて、
華やかなフィギアスケートはもちろんですが、
ドキドキしながらテレビに釘付けになるのが、
スノーボードのハーフパイプ🌟🏂

あの高さ、スピード感、
そして宇宙遊泳のような自由自在の回転が凄い🌟🌟😲

カッコいい技をどんどん繰り出す若い選手たち、
思わず国も関係なく応援してます。




ピンクのボーダー、ペコちゃんです。




宇部でもこの三連休は雪でした。




空港ピアノ

2018-01-29 | わくわく
シチリア島の空港の出発ロビーに
自由に弾いて良いピアノがあるそうです。



定点観測でテレビカメラを置いた番組でした。
出発までの待ち時間、思い思いのメロディを奏でる人たち。



「ピアノは心の中の思いを表現する言葉のようなもの。」

聴くほうも思いがけない場所での音楽。
ピアノってギターなどと違って
気軽にストリート・ミュージシャン、
とはいかない楽器だけど
これはさしずめエアポート・ピアニスト。

偶然居合わせた人たちと
音楽の楽しみを分かち合うサプライズ。
こんな計らい、素敵ですね。

初春

2018-01-06 | ごあいさつ
新しい年、
どうぞ皆さまにとって
希望に満ちた明るい1年となりますように。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

(喪中のため、年賀状を控えさせて頂きました。)



今年も賑やかに

2017-12-16 | わくわく
毎日寒くて体が縮こまってしまいそうですが、
今年もエィ!っとクリスマスの飾り付け。



やっぱり賑やかなのが一番。

ピアノステップの曲も決まり、
コンクールの準備も進んでいます。

風邪ひかないように、
それぞれの目標に向かって過ごしていきましょう。
来週はクリスマスプレゼントがありますよ。🎅🎄



サンタはちょっとひと休み中です。

タイムトラベル

2017-11-23 | 講座・勉強会
昨日は山口ムジカコンパルの勉強会、
「タイムトラベルクラブ」に参加させて頂きました。

それぞれが音楽にまつわる気になることを
資料を持ち寄って話しました。

私が出した話題は~モーツァルトの時代の身分階級のこと~



モーツァルトの雇い主コロレド大司教、
たいていの話では「悪役」で登場しますが
当時はやはり教会関係の聖職者が絶対的権利を握っていたようです。

片や貴族の方でも
侯爵や男爵など階級がはっきりしていたんですね。

日本人にはあまりなじみのない世界ですが
人に話して理解が深まるような気がします。

コーヒー片手にメンバーのお話を聞き、
本の紹介とかもしてもらって
楽しいひとときでした。

また参加させてくださいね。



可憐な秋の野の花、
気持ちも和みます。

駆け足

2017-11-04 | レッスン
もう11月、
年を追う毎に「秋」が短くなってきたように感じます。
なんだか追っかけられてるような。

「読書の秋」にするぞ、と
気になる本はいろいろあるのですが…
完読できたのがこれ。



有名なショパンとサンドの切り裂かれた肖像画、
フェルメールの古楽器、
北斎のグレイトウェイブ、と
絵を入り口に音楽の世界をのぞくわくわく感。

著者の加藤浩子さんは
ヨーロッパツアーの企画もされてるようなので
機会があればぜひ行ってみたいです!


10月は保護者様にアンケートをお願いしました。
全員の皆様から御丁寧にお答え頂き、
遅ればせながらありがとうございました。



それに加え希望者には個人懇談も。

ピアノを中心にご家庭で音楽を楽しまれている様子、
練習についての悩み事、
弾けるようになりたい曲、
これからの進路について、など
私にとってもたくさんの気付きを頂きました。

それぞれがこれからどう進むか、
個々にまたプランを立てていきますね。


来年3月に下関で「ピアノステップ」があります。



外部から来てくださった先生に
講評、アドバイスを頂けるチャンスですので
どうぞご参加ください。

以上、10月のまとめでした!




響きの層の中で

2017-10-11 | コンサート
機会があれば
大きなオーケストラのコンサートに
足を運ぶようにしています。



今回聴くことが出来たのは
チェコ・フィル。
美しく暖かな響きの音の層に
うっとり。

そしてベートーベンのソリストは
今人気のピアニスト、
アリス=紗良・オットさん。



軽やかでそれでいてエネルギッシュな
アンサンブルが素敵でした。



帰りに広島に立ち寄り
バッハのセミナーへ。



大阪では参加出来なかった
人気の赤松林太郎先生のセミナーです。

バッハの解釈は「これが絶対正解」というのが難しく、
特に宗教との結びつきで日本人は頭を抱えがち。

でも本当はインヴェンションも
一曲ずつが個性的で生き生きとして、楽しい。

「ヨーロッパの当たり前」を踏まえて
バッハを生徒さんに伝えることを心がけ、
勉強を続けたいと思いました。







遠い国から

2017-09-29 | わくわく
日本で一番古いピアノは
萩にあるスクエアピアノ。
江戸時代長崎に来ていたドイツ人医師シーボルトから
贈られたものだそうです。

このシーボルトさんはどんな人で
日本でどんなことをしたのか?
前から気になってたのですが
この疑問に答えてくれる展覧会がありました。



日本についての膨大なコレクションをもとに
母国で日本を紹介していたのですね。

仏像や調度品にはじまり
歯みがき粉や胃薬、カルタやおろし金といった生活用品まであり
それはまるで江戸時代からのタイムカプセルを覗いたようでした。

鎖国時代に日本人が
異国の人とどんな心もちで接して、
ヨーロッパの人たちが
遠く離れた日本をどんな風に理解したのか?

想像するとわくわくする展覧会でした。





音の数だけ

2017-09-29 | 講座・勉強会
暑さの和らぐ9月は、
気分的にもほっと一息。

「上級につながる楽譜の見方」という
池川礼子先生のセミナーを
受講させていただきました。



音を横のつながりで捉える、
楽譜を読み取る力のかぎは「音程」である。
レッスンでもこれを出発点として
曲の構造を捉えることに
つなげていきたいです。

「音符をたくさん弾くことは大事」
というお話も。
思わずうなずいてしまいましたが
特に骨格がしっかりしてくる小3くらいからは、
練習量も大切に考えて欲しいですね。





お隣さんが庭で作られた青唐がらし。
いっぱい出来たから好きなだけ取って~、
と言われましたが
これがとってもスパイシー‼
一本刻んだだけで
タバスコいらずのパスタができました。

伝える気持ち、届ける力

2017-09-02 | 発表会・コンクール
9月に入ったとたん、
心地よい秋風。

先週はピアノマラソン、お疲れ様でした。

大ホールのスタインウェイが演奏できる機会、
今年も生徒さんたちが参加させていただきました。

私は発表会&ホール・レッスン、のような気持ちで
客席で聴かせていただいています。
ひとりひとりに気付いたことをカードに書いて
記念品と一緒にお渡ししていますので
自分でもステージの演奏をきちんと振り返ってくださいね。

良い音が鳴る手を育てていくことの大切さ、
そして演奏を通じて人に何かを伝える姿勢を
もっと持って欲しいと感じました。
「ステージの上の自分」だけで完結するんじゃなくてね。

そういえば
フィギュアスケートの本田真凜さんが
「試合のときは審査員の中で、
今日はこの人と決めて
その人に向けて演技をする。」
とテレビで言っていましたよ。😊




秋の果物、
梨、葡萄もいいけど
まろやかでプチプチとした食感の無花果、
今が旬ですね。





達人

2017-08-24 | わくわく





ラヴェルの「クープランの墓」が好きで、
いろいろ音源を探してたら管弦楽版の演奏が。

溢れ出る音色の多彩さにまた感動。
オーボエが切ない…
ラヴェルは「管弦楽の魔術師」と呼ばれていたことを思い出しました。

それとオーケストラだと
声部ごとの横のつながりがはっきり、くっきり聴こえて来て、
ラヴェルがどのパートをより大切に思ってたのか
伝わってきたように思います。


ところで、こんなのもあってびっくり‼



「太鼓の達人」です。
これはピアノより難しいかも…



足あと

2017-08-10 | 演奏
増える一方の楽譜や音楽書、
時間のある時に整理しなきゃ、と
いつも思うのですが…

これはちょっと処分できない。





自分が使ったチェルニーです。

遠い昔の積み重ねは、
自分にとってやっぱり宝物。
今更ながら、根気強く導いてくださった先生と、
支えてくれた母に感謝したいです。


練習はウソをつきませんよ~。
しっかり音を鳴らせる手を作っていきましょうね。