宇部市ピアノ教室ブログ♪Grazioso(グラツィオーソ)

ピアノレッスンやイベントの様子、講師が勉強していること、おすそ分けしたい感動体験等、自由に綴っています。

ガトー・オ・ポム

2010-11-30 | 日々の暮らし
子どもたちが小さい頃は、結構家でお菓子を作っていたんですが、
久しぶりに焼いてみました、りんごのケーキ。



簡単ですぐできるもの、
あまり道具を色々使わずあと片付けが楽なもの、
が気軽に作れますね。
これはケーキなのに秤もいらず(計量カップでOK)、
バターでなくてサラダ油なので混ぜるの簡単、
しかもりんごとヨーグルトでヘルシーな、
お勧めお菓子です!

・りんご1個は皮をむき、薄切りしてパイ皿に並べる。
・ボールに卵3個、小麦粉1カップ、ヨーグルト1カップ、砂糖1/3カップ、
 を入れ混ぜ合わす。
・これにサラダ油1/3カップを加えさらに混ぜたものを、りんごの上から流し込む。
・180度のオーブンで30分焼く。

これだけです!
もしあれば、生地を流し込む前に、りんごの上にレーズンとシナモン少々かけると、
さらにおいしい!!
ぜひ、お試しくださいませ・・・。

絵を描くように

2010-11-29 | 演奏
アンサンブル講習会(山根浩志先生・モチェオ久美先生)を聴講しました。
ソリスト⇔伴奏者、ではなく
歌い手⇔ピアニスト、という視点から音楽をとらえようという
アンサンブルの総合的なセミナーでした。

「この道」(北原白秋・作詞、山田耕作・作曲)の楽譜です。



歌、特に日本歌曲は言葉がストレートに伝わることもあり、
イメージを具体的に作りやすいですね。
「前奏の部分でその歌の情景を作る」・・・
まるで絵を描くように音楽描写するのは、楽しい作業でもあります。

でも、私がふと思ったのは、そもそも「日本的な表現」って何?
明治時代に西洋音楽が入ってきて、
音の作りは西洋式、そして発声法も・・・
その上で、人間の内面的なことがら、
たとえばストレートな感情表現をしない、とか
意思表示があいまい、とか
想い入れなく淡々と、などなど
「日本歌曲」のスタイルをあらためて考え、勉強する良い機会となりました。

「初恋」(石川啄木・作詞、越谷達之助・作曲)の5拍子は、
微妙に揺れ動く心をとらえているかのようで、
それは西洋の変拍子の使い方とは、やっぱり違う・・・

日本風クリスマス!!
これもヨーロッパとは違ったものですね!
写真は小野田図書館のライトアップ。




佐藤クリニック訪問演奏

2010-11-26 | 演奏
宇部市内の佐藤クリニックへ、
フルートの竹本直子先生と訪問演奏に行ってきました!



静かでアットホームな空間、
院長先生はじめ、皆さま暖かく迎えてくださいました。

曲は「タイスの瞑想曲」などクラシック名曲から「龍馬伝のテーマ」、
そして一緒に歌える「里の秋」や「見上げてごらん夜の星を」まで、
40分ほどのプログラム。
最後に「アンコール!!」の声もかかり、唱歌「ふるさと」を合唱、
楽しいひとときとなりました。

スタイルの違う曲が並ぶと、演奏にはなかなか手強いものがあるのですが、
「名曲」「懐かしの曲」「一緒に歌える曲」それぞれが
聴いてくださる方の心に「形の見えない贈り物」を届けられたら・・・と思います。

また、他の楽器とのアンサンブルは音楽を立体的にとらえる良い勉強になります。
フルートとのアンサンブルは久しぶり・・・
竹本先生の明るいフルートの音色は、音楽を際立たせ、
私にとっても、うれしいアンサンブルでした。

「音楽を聴きたい人」が気軽に行けるおしゃれなコンサートができたら・・・
計画中です。実現できれば、ぜひ聴きにいらしてくださいね。


音のおもちゃ箱

2010-11-17 | イヴェント
山口ムジカコンパル15周年記念イヴェント、
「音のおもちゃ箱」が終わりました!
コンサートや各コーナーで音楽を身近に体験してもらおう、というこの企画、
バロック音楽から現代音楽即興まで、そして楽器作りや音楽クイズにも・・・と
フルに参加体験できる、とっても贅沢な1日でした。
(私がお客さんでゆっくり参加したかったくらいです~)

初めて見て、聴いたチェンバロの音色はどうでしたか?
クイズラリー、答えを考える生徒さん達の目が真剣でしたよ~。
手作りMY楽器は世界でたったひとつの楽器だね!





時代と空間を飛び越えて、音楽は今共にあります。
コンサートでプログラムが続いたドビュッシーやラヴェルとガムラン(インドネシア民族音楽)も、
一見唐突な取り合わせですが、
ドビュッシーもラヴェルも1889年のパリ万博でガムランを聴き、
その後の作品に大きな影響を受けているのですね~。

ガムラン楽器の鈍い輝きを見つめながらラヴェルの演奏を聴き、
まさに世界は「音のおもちゃ箱」、と実感した充実の1日でした!


てっぱんダンス

2010-11-12 | わくわく
朝の連続ドラマはめったに見ないのですが、
富司純子さんの「おばあちゃん」に魅かれて「てっぱん」見てます。
高年女性の「生きる気迫」がひしひしと伝わってきます。

もうひとつ魅かれるのが、テーマ音楽で地元尾道の方が踊る「てっぱんダンス」!
なんともほんわかとした不思議な動き、振り付けは近藤良平さんです。
近藤さんは、以前指揮者の大野和士さんがされた特別講座「全身音楽体験」で、
小学生の子供たちの体の動きのリードを担当され、
その自然な引き出し方と接し方に感動したことがあります。

「てっぱんダンス」もそれぞれの方の動きの個性が発揮され、
男女や世代の垣根を越えてほのぼのと繋がるものを感じます。

音楽もそうでありたい・・・。
すぐお隣の人から地球の反対側に住む人まで、
音楽の感動で結ばれたら・・・と
大それた夢を描いてみます。