宇部市ピアノ教室ブログ♪Grazioso(グラツィオーソ)

ピアノレッスンやイベントの様子、講師が勉強していること、おすそ分けしたい感動体験等、自由に綴っています。

遠い国から

2017-09-29 | わくわく
日本で一番古いピアノは
萩にあるスクエアピアノ。
江戸時代長崎に来ていたドイツ人医師シーボルトから
贈られたものだそうです。

このシーボルトさんはどんな人で
日本でどんなことをしたのか?
前から気になってたのですが
この疑問に答えてくれる展覧会がありました。



日本についての膨大なコレクションをもとに
母国で日本を紹介していたのですね。

仏像や調度品にはじまり
歯みがき粉や胃薬、カルタやおろし金といった生活用品まであり
それはまるで江戸時代からのタイムカプセルを覗いたようでした。

鎖国時代に日本人が
異国の人とどんな心もちで接して、
ヨーロッパの人たちが
遠く離れた日本をどんな風に理解したのか?

想像するとわくわくする展覧会でした。





音の数だけ

2017-09-29 | 講座・勉強会
暑さの和らぐ9月は、
気分的にもほっと一息。

「上級につながる楽譜の見方」という
池川礼子先生のセミナーを
受講させていただきました。



音を横のつながりで捉える、
楽譜を読み取る力のかぎは「音程」である。
レッスンでもこれを出発点として
曲の構造を捉えることに
つなげていきたいです。

「音符をたくさん弾くことは大事」
というお話も。
思わずうなずいてしまいましたが
特に骨格がしっかりしてくる小3くらいからは、
練習量も大切に考えて欲しいですね。





お隣さんが庭で作られた青唐がらし。
いっぱい出来たから好きなだけ取って~、
と言われましたが
これがとってもスパイシー‼
一本刻んだだけで
タバスコいらずのパスタができました。

伝える気持ち、届ける力

2017-09-02 | 発表会・コンクール
9月に入ったとたん、
心地よい秋風。

先週はピアノマラソン、お疲れ様でした。

大ホールのスタインウェイが演奏できる機会、
今年も生徒さんたちが参加させていただきました。

私は発表会&ホール・レッスン、のような気持ちで
客席で聴かせていただいています。
ひとりひとりに気付いたことをカードに書いて
記念品と一緒にお渡ししていますので
自分でもステージの演奏をきちんと振り返ってくださいね。

良い音が鳴る手を育てていくことの大切さ、
そして演奏を通じて人に何かを伝える姿勢を
もっと持って欲しいと感じました。
「ステージの上の自分」だけで完結するんじゃなくてね。

そういえば
フィギュアスケートの本田真凜さんが
「試合のときは審査員の中で、
今日はこの人と決めて
その人に向けて演技をする。」
とテレビで言っていましたよ。😊




秋の果物、
梨、葡萄もいいけど
まろやかでプチプチとした食感の無花果、
今が旬ですね。