宇部市ピアノ教室ブログ♪Grazioso(グラツィオーソ)

ピアノレッスンやイベントの様子、講師が勉強していること、おすそ分けしたい感動体験等、自由に綴っています。

聴かせてあげてね

2018-12-23 | 演奏
生徒さんたちは昨日から冬休み。
クリスマス、お正月と楽しいことがいっぱいのお休みですね。

宿題、みんないつもより少し多めに出しています。
時間を取ってピアノとちゃんと向き合ってね。

おうちの人や親戚の人に聴いてもらうのも
良い経験と思います。
今習っている曲、
ピアノマラソンやコンクールで弾いた曲はもちろん、
みんなで歌える曲とか
大好きな人気の曲とか
ピアノを中心に笑顔が拡がる体験って
とても素敵ですね。

皆さま、本年もお世話になりました。
来年もたくさんの良い音楽との出会いがある年になりますように。


きょうの練習場所

2018-10-30 | 演奏
今週はレッスンにお休みを頂いて
少し長く関西に帰っています。

長く自宅を離れると、
気になるのが自分の練習…
手って簡単に固まってしまいますから💦

で、ピアノ貸して頂けるスタジオを探し
本日の練習場所。



暮れなずむ街のど真ん中、
こんな場所で弾くのは初めてだ~!



中秋の

2018-09-25 | 演奏
昨日はお天気悪くて十五夜も残念だったけど
今日はすっきりと美しいお月様が…



ずいぶんと過ごしやすくなりましたね。
夜はちょっと涼しすぎるくらい。


先週は今井顕先生の2回目のレッスンでした。
今回もモーツァルトのソナタを見ていただきました。

フレーズの取り方や右左のバランス、装飾音のことなど
古典派のエッセンスをしっかり再勉強していきたいです。



ひとりじめ

2018-07-31 | 演奏
渡辺翁記念会館での「スタインウェイを弾こう!」に
参加させて頂きました。



古くは来日したコルトーなど
往年のピアニストが演奏会を開いてきている大ホールを
なんと一時間ひとりじめです❤





ホール演奏って、
ホール全体での音の響き方が重要なので
家で弾くのとはちょっと勝手が違いますよね。

自分の出す一音一音が
ここではステージ上でもくっきりと耳に届くので
とても心地良かったです。
なんとも贅沢な一時間を過ごさせて頂きました。

また生徒さんたちにも機会があればいいですね。




エントランスも素敵。
東京駅などでも著名な村野藤吾さん。
重要文化財です。





レッスン

2018-06-04 | 演奏
願いが突然叶って🌟
今井顕先生のレッスンを受けて来ました。

古典派のハイドンやモーツァルトのソナタ、
「楽譜に書いてない当たり前」を勉強したい一心でお願いしました。

いつも楽譜や文章を拝見していた御高名な先生、
そして名器ベーゼンドルファーに心が震えましたが、
勇気を振り絞って伺って良かったです。💦💦

「拍子」という大切なものの捉え方、
古典派の装飾音の特徴などご指導頂きました。

少しでも自分のものにして、
また日頃のレッスンにも生かしていきたいと思います。

キャンセル待ちだったため、
急な時間変更に快く応じてくださった生徒さん方、
ありがとうございました。🎵






ベーゼン弾こう会

2018-02-25 | 演奏
大阪のベーゼンドルファーのスタジオをお借りして、
学生時代の友達と三人で弾き合い会をしました。



実は、私はベーゼンドルファー初めてで…。
前の日からなんだかそわそわドキドキ。

音の立ちあがりが個性的で
最初はあわてましたが、
中音域の伸びと低音の重厚感はやはり圧倒的。



それぞれソロを聴き合ったり、
一緒に初見連弾に挑戦したり
あっという間の楽しい二時間でした。


足あと

2017-08-10 | 演奏
増える一方の楽譜や音楽書、
時間のある時に整理しなきゃ、と
いつも思うのですが…

これはちょっと処分できない。





自分が使ったチェルニーです。

遠い昔の積み重ねは、
自分にとってやっぱり宝物。
今更ながら、根気強く導いてくださった先生と、
支えてくれた母に感謝したいです。


練習はウソをつきませんよ~。
しっかり音を鳴らせる手を作っていきましょうね。

やっちゃいました…

2017-03-12 | 演奏
練習してたらいきなり「バシッ」
とイヤな音。
久しぶりに弦を切ってしまいました😲💦




で、練習してたのはこれです。




1週間後のアンサンブル発表会、
M先生と演奏する「シェヘラザード」

私はプリモ(高音部担当)なので、
ソロではあまり頻繁に鳴らさないような高い音を中心に繰り返し弾かれて
ピアノもびっくりしたのかも。

明日調律師さんが来てくださいます。
良かった!

ところで、この「シェヘラザード」、
もとはオーケストラの曲ですが、
アラビアンナイトの魅惑的な旋律に彩られた迫力たっぷりの作品。
長~いトリルに泣いてますが、
頑張るのでどうぞお楽しみに。🎵



受け継がれてきたもの

2014-09-05 | 演奏
以前レッスンに伺ったときに
「今執筆中なのよ~」
とおっしゃってた本が
この夏出版されました。



「ロシア・ピアニズムの贈り物」
ピアニスト、原田英代先生の本です。

「歌」が原点だったロシア音楽。
ロシア最長老メルジャーノフ先生から受け継がれた
ロシア的なピアノの「響き」を、
時代をさかのぼって文章で解明されています。

ご無沙汰しているレッスンも
この本を読んでいくうちに
もう一度よみがえってきました。

歴史的背景をふまえたロシア・ピアニズムの流れ、
楽譜の本当の読み方、重量奏法とよばれる体の使い方、
恩師の事、演奏活動の事・・・などなど
明確な言葉で語りかけてくださる1冊の本。

大切に読んで
胸に刻んで行きたいと思います。



「音の花束」コンサート 終わりました

2013-06-18 | 演奏
山口ムジカコンパルのコンサート「音の花束」、
盛会のうち終わりました



プログラム1部は
「アメリカ特集」
ラグタイムからガーシュイン、アンダーソン、ギロッグ
そしてアメリカに移住したラフマニノフまで
おなじみのメロディの数々を
ピアノソロ、連弾、フルートやヴァイオリンのアンサンブルで。

2部はヘンデルの「水上の音楽」に始まり
お話と絵のついたサン・サーンスの「動物の謝肉祭」。
最後は会場の皆さんとボディ・パーカッションで楽しみました。

大人から子供まで楽しめるコンサート、ということで
気軽にたくさんの方にお越しいただき
ありがとうございました。

アンケートの感想をご紹介しますと・・・
「久しぶりに気持ちが和みました」
「聞いた事のある曲も、初めての曲も、とても心に響きました」
「ストレス解消、100%元気がでました。介護がんばるぞ」
「客席との一体感のあるコンサートで楽しかったです」
などなど。
私たちも音楽の喜びをお届けする感動を味わうことができました。

募金も皆さまからいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。
「心の復興音楽基金」(被災地の出前コンサートの支援団体)へ
寄付させていただきます。




アメリカンな午後

2013-05-03 | 演奏
ルロイ・アンダーソン
この人の名前は知らなくても
誰もがそう、きっと知っている曲を
たくさん作ってる
アメリカの作曲家です。

「タイプライター」・・・オーケストラの楽器のようにタイプライターが登場
「ワルツィング・キャット」・・・鳴き声が聞こえるよ
「トランペット吹きの休日」・・・運動会でかかるあの曲!

などなど、どれもおしゃれで親しみやすい曲ばかり。
これらをメドレーで、しかも6手連弾(つまり3人です)で
弾かせていただく機会がありまして・・・



6月16日(日) 14:00~
「音の花束」コンサート
赤れんが(山口市)2Fホール
主催:山口ムジカコンパル

それと、ガーシュインの「アイ・ガット・リズム」
浅田真央ちゃんがSPに使って有名になったかな?
こちらは2人の連弾で。
(アレンジは真央ちゃんバージョンでやります~ノリノリです)

他にも「動物の謝肉祭」など
ピアノだけでなくヴァイオリンやフルートもあり
大人も子供も楽しめる内容のコンサートですので
ぜひいらしてくださいね。

親子券がお得です。1,300円(2人目以降は無料)
大人券は1,000円です。


どうぞ忘れないで

2013-03-12 | 演奏
震災から2年の昨日、
支援ミニコンサートで演奏させていただきました。
(宇部友の会創立80周年記念生活展)

・ショパン:ノクターン遺作
・メンデルスゾーン:春の歌
・辻井伸行:それでも、生きていく
・菅野よう子:花は咲く(ピアノソロ・バージョン)

家庭から社会へのつながりを大切に、という伝統ある理念の元
被災地への地道な支援を続けている友の会。
お客さまも会員も、追悼と復興を願う気持ちを込め
音楽と共に過ごさせていただきました。

黙とうの後、全員で「花は咲く」の大合唱。
このメロディは今、復興を願うメッセージとなって
日本中に広がっていますね。

終わった後で皆さまから
「ありがとう」の言葉やハグ、涙・・・
私の方こそ感激です。
音楽の力でつながる、想いを寄せる~これってやっぱり素晴らしい。

本当の復興はとても時間のかかることで、
今の時期「がんばって」が、かえって重くのしかかることもあるそうです。

等身大で気持ちに寄り添うような歌詞の「花は咲く」。
遠い地からも、できることを続ける気持ちを忘れずにいたいね、と
気持ちを新たにした1日でした。


読売新聞が記事にしてくださいました。
(写真、連写でした)

















答え合わせ

2013-02-05 | 演奏
小曽根真さんの Bienvenidos al Mundo が好きで、
最初のところだけでもなんとか弾けないかと
2年ほど前「聴音」(耳コピー)で悪戦苦闘、
楽譜に書きかけていました。

去年、楽譜が出版されたんですよね~
で、遅ればせながら手に入れ
比べてみることに・・・・



学生時代以来の「答え合わせ」で冷や汗が出そうでしたが、
まあまあ良いんでは? という線でした

私はイントロと初めのところを少し音を書き取るのに
膨大な時間がかかってしまいましたが、
この楽譜を採譜された方、本当にすごいです!!

そして最後まで楽譜を見て
やっぱりいい曲だな~と。
ピアノで陽気におしゃべりしているような明るさ、
弾むリズム、
で、言うまでもなくコードは難しい~けど
独特の良い響き!

聴く人を幸せにする小曽根ワールド、
やっぱり素晴らしいです!!

花は咲く

2013-01-18 | 演奏
震災復興支援ソングの「花は咲く」、
最近よくテレビで耳にします。

大変な思いをしておられるたくさんの方々、
それでも気持ちがすくっと前向きになりますように。
心が洗われるような歌です。

3月11日の震災の日に
小さなコンサートのお話をいただきました。
ピアノソロの曲に加えて
この「花は咲く」も皆さんと合唱する予定です。

楽しいひと時になりますように、
今から楽しみにしています。
(しっかり練習しなきゃ・・・)





ひとりじゃないって

2012-11-08 | 演奏
昨日は合わせの日でした。


朝からピアノ連弾。
12月のアンサンブル発表会に弾く「くるみ割り人形」です。

連弾って、ひとりで弾く時とは違い
手が重なりあったり、時にはぶつかったりして
あ~ら失礼!
音のバランスのとり方も2人トータルで考えます。
2人で1台の楽器なので、
アンサンブルの中では
一番一体感がが生まれるのでは?

一人じゃできない数の音を鳴らせるので
オーケストラのように楽器を使うこともできて
このスケール感がたまりません。


午後は声楽の伴奏。
12月に東京での演奏会を控えておられます。

曲はマイアベーアのオペラ『ディノラー』より “影の歌”
コロラトゥーラ・アリアの名曲です。
華やかで艶やか、そして、はかなく(主人公は恋人が行方不明になっている)、
ソプラノ歌手にとって驚異的なテクニックが試される曲でもあります。

声楽はまさに体が楽器。
体の、声帯の、ちょっとした使い方が声の変化に現れ、
表現もダイレクトに伝ってきます。
(狭いレッスン室だと特に~)

ピアノのオペラ伴奏はオーケストラの役割なので
歌を支え、ある意味音楽的にリードしていく役割があります。
指揮者の立場にも近いような…

仕上がりがとっても楽しみです。