宇部市ピアノ教室ブログ♪Grazioso(グラツィオーソ)

ピアノレッスンやイベントの様子、講師が勉強していること、おすそ分けしたい感動体験等、自由に綴っています。

練習は好き?

2011-03-26 | レッスン
先日、山口ムジカコンパル宇部分科会で
「生徒さんが自主的に練習してくるレッスンとは?」
というテーマで意見交換しました。

「この曲が弾けるようになりたい!」とか
「音楽が好きだから・・・」
という気持ちで毎日ピアノに向かってくれたらうれしいですよね。
実際にある程度のレベルでピアノを楽しめるようになるには、
やはり積み重ねが大切。
それをいかに楽しく持続させていくか・・・?
これはピアノの先生の永遠の課題かも。

「少しの進歩もきちんと受け止めてあげること」
「時間を決めて練習した方がいい?」
「楽譜を読む力は、どんな風につけていく?」
「友だちや学校でピアノが上手と認められたら、がぜんやる気がアップ!」
「ピアノがリビングにあるか、子供部屋にあるかで事情が変わってくる・・・」
などなど、話題は尽きませんでした。

小さいお子さんは、親御さんの協力も大きいですよね。
我が子に教えた経験から言っても
年齢に応じてつかず離れずで良きナビゲーターであることは、
結構大変な役割かも。
でもピアノは「こんな曲が弾けるようになった!」と進歩がはっきりわかって、
それだけに喜びも大きいもの。
保護者の皆さま、いつもご理解・ご協力ありがとうございます
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

コーチングセミナーを受けたり、
プライベートでコーチングを受けたりした経験から
まず目標(この曲をこんな風に弾けるようになりたい!)がはっきりしていること、
そしてそこまでの道のり(どんな練習をどのくらいするとか、どんな知識が必要とか)を
組み立てて、時間(いつまでに)におとしていく・・・
目的地までの地図を書くように、レッスンの計画も明確になってると、
いろんな問題にも対応しやすいです。
そして何よりも、「音楽が好き」という気持ちを共有できるレッスンにしたいです。

春ですね~。
新学期ももうすぐなので、生徒さんたちの次の1年の成長を楽しみに、
新年度のレッスンに思いをめぐらすこの頃です。


たいせつなもの

2011-03-16 | 演奏
毎日の大災害のニュースに、何か自分に出来ることがないか、
思いあぐねます。
こんなときこそ、音楽の力を信じたいです。

さてこの2年間、広島・山野楽器の田中美保子先生に
ジャズ・即興・アレンジのレッスンを受けていました。

楽譜を介さない音楽の世界を覗いてみようと思い立ってのことでしたが、
逆に楽譜の読み方を見直すことに・・・
(音楽のしくみを捉えてないとアドリブは繋がらない)
田中先生はクラシック~ジャズといろんなスタイルのひきだしをたくさん持ってらっしゃって、
私の音楽世界を広げてくださいました。

自分の言葉で話すようにピアノが弾きたい・・・ということでは
ほんの入り口のレベルかもしれませんが、
2年前と比べると、同じ曲がもっと生き生きと聴こえる様になり、
音の世界が自分の中でより色鮮やかになったような気がします。

自分の中に新しい種をまいて、小さな芽が出たような気持ち・・・
どんなふうに育っていくか、なんだか楽しみです。




なぜ四分音符というの?

2011-03-01 | 音楽しつもん箱
一拍の長さなのになぜ「四分音符」?
ふと疑問に思うことですが、この名前は全音符を「1」として付けられています。
「二分音符」が全音符の二分の一の長さ、「四分音符」が四分の一、「八分音符」が八分の一・・・といった具合です。

まっ赤なりんごを用意して、生徒さんたちの目の前で切って説明したことがあります。
二つに切ると二分音符、四つに切ると四分音符、八つに切ると・・・?
みんな納得の楽しいおやつタイムとなりました!



ずいぶん暖かくなりましたね。